野村万作・野村萬斎狂言公演

あらすじ
福の神
二人の男が毎年、大晦日恒例にしている福の神詣でへと出かける。神前に参拝し、年越しの豆をまいているところへ、明るい笑い声をあげて福の神が現れる。福の神は、熱心に参詣する男たちを幸せにしてやろうと思い現れたと言い…。
豆まきは元々大晦日の追儺という行事に由来したもので、現在行なう節分の日は旧暦の大晦日にあたります。少しちゃっかりしたところもある神様のようですが、言うことは当たり前だけれど大事なことばかり。参詣人と一緒に耳を傾けてみて下さい。
痩松
丹波の国(現在の京都府・兵庫県あたり)に住む山賊が、最近稼ぎが悪いので、今日こそ何とか獲物を得たいと谷間に隠れていると、女が通りかかる。山賊は長刀を振り上げて女を脅し、持ち物を奪い取って獲物を物色するが、隙をつかれて女に長刀を奪われてしまう。長刀を向けられた山賊は手も足も出なくなり…。
タイトルの「痩松」は、獲物のない時を指す山賊言葉で、反対語は「肥松」となります。さて、山賊の行く末はどうなるのでしょうか。山賊と女の掛け合いをお楽しみ下さい。
業平餅(なりひらもち)
美男かつ色好みで知られる在原業平が、供を連れて玉津島明神の参詣に出かける。途中で空腹になり餅屋に入るが、殿上人の業平は代金の持ち合わせがなく、食べることができない。仕方なく餅尽くしの謡で気を紛らわせていると、業平の素性を知った餅屋が娘の宮仕えを願い出る。娘を一目で気に入った業平は、自分の妻として娶ると言い出すが…。
歴史上、雅な二枚目として知られる業平が、何とも狂言らしいキャラクターにパロディ化されています。欲望に素直な、人間味溢れる人物たちのやり取りのほか、色彩豊かな装束をまとった業平一行の行列も見どころです。
出演&スタッフ
公演概要
日時
詳細
愛らしい登場人物たちと日本の「中世」を旅しませんか。
親子三世代の共演も見どころの狂言公演は世代を超えてお楽しみいただけます。
[演目]福の神、痩松(やせまつ)、業平餅(なりひらもち)
★子ども無料招待★ 上限枚数に達しましたので、受付を終了いたしました。
「文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の取り組みとして、6歳から18歳の方を無料でご招待いたします。
同伴する保護者等のチケットは子どもの人数に応じて定価の半額でご予約いただけます。
※無料招待は平成19年(2007年)4月2日以降に生まれた方が対象となります。
※夜公演(17:00開演)限定です。お席は選べません。
詳しくは こちら
チケット情報
料金
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友の会
一般
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コンビニ決済/コンビニ引取 公演前日19:00まで
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主催
お問い合わせ
077-523-7136
託児サービス
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:2025年11月29日までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。
注意事項
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- シアターメイツ・チケットはびわ湖ホールチケットセンター(電話・窓口)のみ取り扱いです。
- やむを得ない事情によりプログラム等が変更になる場合があります。
- 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。


