アーティスト
野村 萬斎Nomura Mansai
1966年生。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定保持者。国内外で多数の狂言・能公演にて普及に貢献する一方、現代劇や映画・ドラマの主演、舞台『敦山月記・名人伝』『子午線の祀り』能狂言『鬼滅の刃』『ハムレット』など古典の技法を駆使した作品の演出で幅広く活躍。現在の日本の文化芸術を牽引するトップランナーのひとり。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、観世寿夫記念法政大学能楽賞、松尾芸能賞大賞、2024年坪内逍遥大賞を受賞。石川県立音楽堂アーティスティック・クリエイティブ・ディレクター。(公社)全国公立文化施設協会会長。2023年にびわ湖ホールで上演されたオペラ「こうもり」の初演出が好評を博す。