野村万作・野村萬斎狂言公演
あらすじ
梟山伏(ふくろやまぶし)
山から戻って以来、様子がおかしい弟を心配した兄は、山伏に祈祷を頼みにいく。山伏が弟の様子を見て祈り始めると、弟はうつろな目つきで鳴き声をあげる。聞けば弟は山で梟(ふくろう)の巣にイタズラをしたことが分かる。梟が取り憑いたものであろうと、山伏は懸命に祈るのだが、症状はますますひどくなるばかり。そしてついには…。
梟の鳴き声が印象的な楽しい演目です。見ている皆さんの頭にも、梟の鳴き声がこびりついて離れなくなってしまうかもしれませんね。
鐘の音(かねのね)
主人は息子の元服に、黄金作りの太刀を差させてやろうと考え、金の値段を聞きに太郎冠者を鎌倉へ遣わす。ところが、「金の値」を、寺の鐘の値と思い込んだ太郎冠者。寺々を回って帰宅すると、主人の前で鐘の音を説明するのだが…。
寿福寺・円覚寺・極楽寺・建長寺の寺々の鐘の音を擬音で説明したり、主人の怒りを解くため、鐘の音の子細を謡い舞うのが見どころの狂言です。演者自身の声で鐘の音を表現する、狂言独自の趣向をお楽しみください。
靭猿(うつぼざる)
大名は、狩に行く道中で猿曳の連れた子猿の毛並みが気に入り、靭(矢を入れる道具)の張り替えをするのでその猿を譲れと迫る。猿曳は必死に抵抗するが、弓矢で脅されてやむをえず、ひと打ちに猿を殺そうとする。すると、猿はいつもの稽古と思って杖を取り、無心に舟を漕ぐまねをする。
猿のけなげさに、猿曳はとても殺すことはできないと泣き伏して…。
出演&スタッフ
公演概要
日時
詳細
野村家では「靭猿」で初舞台を踏みます。
ここから始まる芸の道、果てはこの道90年の野村万作へ——
未来につながる日本の古典喜劇をお楽しみください。
出演:野村万作、野村萬斎、野村裕基 ほか
[演目]梟山伏(ふくろやまぶし)、鐘の音(かねのね)、靱猿(うつぼざる)
★子ども無料招待★
文化庁子供鑑賞体験支援事業の取り組みとして、6歳から18歳の子どもを無料でご招待いたします。
同伴する保護者等(19歳以上)のチケットは子どもの人数に応じて定価の半額でご予約いただけます。
13:00、17:00の2公演合わせて40席程度(A席)です。
びわ湖ホールHP内にて 9月7日(土)10:00 受付開始
申込フォームはこちら 申込は締め切りました
チケット情報
料金
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一般
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お問い合わせ
077-523-7136
注意事項
- 6歳以上入場可。
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- シアターメイツ・チケットはびわ湖ホールチケットセンター(電話・窓口)のみ取り扱いです。
- やむを得ない事情によりプログラム等が変更になる場合があります。
- 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。