びわ湖ホール声楽アンサンブル

日本初の公共ホール専属声楽家集団

全国から厳しいオーディションを経て選ばれた声楽家により構成される日本初の公共ホール専属声楽家集団です。ソリストとしての高水準の実力だけでなく、アンサンブル、合唱の中核となり得る優れた声楽アンサンブルとしても各方面から注目を集めています。

びわ湖ホール独自の創造活動の核としてびわ湖ホール開館の年の1998年3月に設立して以来、自主公演への出演を主な活動とし、オペラ公演や定期公演を行うほか、依頼を受けて全国各地でも多数の公演を行っています。また、滋賀県内の学校を対象とした公演を行うなど、音楽の普及活動にも積極的に取り組んでいます。過去在籍したメンバーは総勢60名を超え、活動期間を終了した後は「ソロ登録メンバー」として、数多くのコンサートやオペラに出演するなど幅広く活躍しています。

2013年第26回大津市文化賞、2017年第42回滋賀県文化賞受賞。

ごあいさつ

 劇場を地域に根付いた生き生きとしたものとするためには、そこを拠点に活動するアーティストの存在が欠かせません。《びわ湖ホール声楽アンサンブル》は、ホールという箱に生命を吹き込む歌手たちの集まりと言って良いでしょう。

 専属歌手制度を持つ欧州の歌劇場では、劇場の専属として入ってくる若手たちが、年に数十回のオペラ公演にソロ歌手として出演しています。残念ながら我が国では、年に数回出演できたら良い方かもしれません。その差は五年もすれば二百回以上になり、圧倒的な経験値の違いとなって現れてしまいます。舞台人にとって経験とは一番大きな成長の糧。五十回舞台に立って初めてわかる事、百回舞台に立って初めてわかる事があるので、この差を埋めることは容易ではありません。そんな中で日本でほぼ唯一、たくさんの経験を積める場として、またそれが仕事であり生活として成り立つ場として、《びわ湖ホール声楽アンサンブル》は機能しています。

 メンバーが主要なキャストを務める<オペラへの招待>シリーズでは今年度、私が作曲した『竹取物語』とプッチーニ作曲の『つばめ』を上演します。特に日本語で書かれ、誰もが内容を知っている『竹取物語』においては、メンバーの美点が発揮されるものと期待しています。

 幅広い活動で皆さまと劇場を結ぶ《びわ湖ホール声楽アンサンブル》を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

びわ湖ホール芸術監督  沼尻 竜典

メンバー

監修沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
名誉指揮者田中信昭
桂冠指揮者本山秀毅
指揮者大川修司
ソプラノ熊谷綾乃、山岸裕梨、山田知加、脇阪法子
アルト阿部奈緒、上木愛李、坂田日生、藤居知佳子
テノール有本康人、谷口耕平、宮城朝陽
バス市川敏雅、平 欣史、美代開太

ソロ登録メンバー

過去にびわ湖ホール声楽アンサンブルに在籍した声楽家。現在は国内外の劇場等で活躍しているほか、びわ湖ホールの自主公演にもソリスト等として客演しています。

女声飯嶋幸子 / 岩川亮子 / 上田祥子 / 江藤美保 / 大川 繭 / 大垣加代子 / 基村昌代 / 熊本裕子 / 栗原未和 / 黒澤明子 / 黒田恵美 / 小林あすき / 小林久美子 / 佐藤路子 / 嶋田友里恵 / 清水芳子 / 白根亜紀 / 鈴木 望 / 田島茂代 / 田中千佳子 / 谷村由美子 / 中嶋康子 / 林 育子 / 日比直美 / 平尾 悠 / 藤村江李奈 / 船越亜弥 / 本田華奈子 / 益田早織 / 松下美奈子 / 溝越美詩/ 森 季子 / 山際きみ佳 / 吉川秋穂 / 渡辺玲美
男声相沢 創 / 青柳貴夫 / 内山建人 / 梅原光洋 / 角地正範 / 川野貴之 / 菊田隼平 / 河野知久 / 五島真澄 / 島影聖人 / 清水徹太郎 / 下岡輝永 / 砂場拓也 / 竹内公一 / 竹内直紀 / 津國直樹 / 蔦谷明夫 / 林 隆史 / 坂東達也 / 古屋彰久 / 増田貴寛 / 松本 晃 / 松森 治 / 的場正剛 / 宮城島康 / 迎 肇聡 / 安田旺司 / 山本哲也 / 山本康寛

(五十音順)

声楽アンサンブル情報

びわ湖ホール声楽アンサンブルの新しいメンバーを募集しています。