特別コンサート　ルチアーノ・ガンチ テノール・リサイタル

ルチアーノ・ガンチは輝かしい声質に恵まれ、世界の一流劇場でイタリア・オペラの代表的な役を歌うたびに注目を浴び続けています。200９年にデビュー、以後オペラのタイトル・ロールを次々とこなし、ヴェルディ作品のレパートリーは20役まで拡大。近年ではローマ歌劇場『アイーダ』、ウィーン国立歌劇場『アドリアーナ・ルクヴル―ル』、新国立劇場『シモン・ボッカネグラ』等のオペラで活躍しました。日本では2024年 東京・春・音楽祭 リッカルド・ムーティ指揮『アイーダ』（演奏会形式）ラダメス役で代役出演し、好評を博しました。

プログラムは、プッチーニ作曲 歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」をはじめ、トスティの「二回目の朝」などの歌曲、デ・クルティスのカンツォーネ「帰れソレント」他、すべてイタリアの名曲が歌われます。
「大好きな日本の皆さまに私のリサイタルをお届けできることを嬉しく思っています。歌曲とオペラ・アリアの両方を取り上げ、前半には朝や昼の光を感じさせる曲を、後半にはセレナードなど夜の歌を歌います。レオンカヴァッロやトスティの歌曲、プッチーニの『トスカ』から「星は光りぬ」、そして「帰れソレント」など、ナポリのカンツォーネもたくさん用意しました」

ガンチは2025年10月に新国立劇場『ラ・ボエーム』ロドルフォ役で出演を予定しています。その後、長野、東京、滋賀の3ヶ所でリサイタルを開催します。
びわ湖ホールの大ホールでルチアーノ・ガンチの歌声が如何に素晴らしく鳴り響くか、待望の公演をどうぞお見逃しなく。