アーティスト

ルチアーノ・ ガンチLuciano Ganci
「壮麗な音色、地中海の輝かしい歌声」伊オペラ誌『l’ opera』にそう評されるルチアーノ・ガンチは、世界の一流歌劇場でイタリア・オペラの代表的な役を歌うたびに注目を浴び続けているテノール歌手である。2024年は、ボローニャ歌劇場『マノン・レスコー』デ・グリュー役、ピアチェンツァ歌劇場『二人のフォスカリ』ヤコポ役でロールデビュー、ザルツブルク復活祭音楽祭にてパッパーノ指揮ヴェルディ『レクイエム』等に出演。今年はローマ・カラカラ浴場オペラ『トゥーランドット』デビュー、フィラルモニコ劇場『スティッフェリオ』、ヴェルディ音楽祭にて仏語版『マクベス』などを予定しており、ヴェルディ作品のレパートリーを20役まで拡大。
近年好評を博した公演の一部として、ローマ歌劇場『アイーダ』、ウィーン国立歌劇場『アドリアーナ・ルクヴルール』、新国立劇場で『シモン・ボッカネグラ』、プッチーニ音楽祭の『蝶々夫人』等が挙げられる。2024年4月 東京・春・音楽祭 リッカルド・ムーティ指揮のヴェルディ『アイーダ』(演奏会形式)ラダメス役で代役出演、好評を博す。2025年10月 新国立劇場『ラ・ボエーム』 ロドルフォ役で出演予定。