公演・イベント
チケット発売中ダンス&パフォーマンス主催公演

山海塾「TOTEM 真空と高み」

世界中の注目を集める舞踏カンパニー

「山海塾」

©Sankai Juku
©Sankai Juku

山海塾は、1975年に主宰・天児牛大(あまがつうしお、1949-2024)によって創設された舞踏カンパニーです。1980年より海外公演を開始し、主にフランスと日本を創作活動の拠点とし、1982年以降は、コンテンポラリーダンス上演の最高峰・パリ市立劇場と共同で作品をプロデュースしています。作品の質を厳しく問う同劇場が40年以上にもわたり共同プロデュース形式で創作を支援し続けている数少ないカンパニーです。
天児は、舞踏を「重力との対話」と捉え、「誕生」「死」といった普遍的な人間の内的本質に迫りました。身体言語に基づく独自のアートフォーム(表現形態)を創りあげたこと、その作品の普遍性、そして何よりもその表現の芸術的強度によって、世界各国できわめて高い評価を得ており、ヨーロッパのみならず、北米、中南米、アジア、オセアニアなど、世界49か国のべ700都市以上でワールドツアーを行っています。
びわ湖ホールは、山海塾・パリ市立劇場との共同制作に加わり、これまで1999年『ひびき』、2001年『かげみ』、2003 年『うつり』を日本初演してきました。その後2005年から2019年にかけて、『金柑少年』(リ・クリエーション)、『とき』、『から・み』、『うむすな』、『めぐり』、『ARC 薄明・薄暮』、『かがみの隠喩の彼方へ ― かげみ』(リ・クリエーション)と数多くの上演を行って、北九州芸術劇場、世田谷パブリックシアターと並ぶ関西地区での本拠地と認識されています。

天児牛大の最後の作品『TOTEM 真空と高み』を関西初演

©Sankai Juku
©Sankai Juku

『TOTEM 真空と高み』は、2024年3月に逝去した主宰・天児牛大が演出・振付・デザインを務めた最後の作品です。初演は、2023年5月に北九州芸術劇場にて行われました。今回は世田谷パブリックシアター(2023年)に続いて3度目の上演で、関西では初演です。舞踏手には、蟬丸、竹内晶、市原昭仁、松岡大、石井則仁、岩本大紀、髙瀨誠、伊藤壮太郎が名を連ねます。
中央にそびえる柱が特徴的な舞台美術は、画家・中西夏之の「カルテット―着陸と着水X」から想を得たものです。「TOTEM」はトーテムポールのこと。『真空と高み』について天児は「全く違う言葉を掛け合わせてイメージが広がるようにとつけました。いま世の中は均衡が失われ、何が起きてもおかしくない非日常のような日常が過ぎ去っていきますが、舞踏という重力と身体、自然との対話を通して、静かな時間の流れを感じていただきたいと思います」とコメントしています。

出演&スタッフ

演出・振付・デザイン:天児牛大
美術:中西夏之『カルテット』-「着陸と着水」シリーズより
音楽:加古 隆、吉川洋一郎
舞踏手:蟬丸、竹内 晶、市原昭仁、松岡 大、石井則仁、岩本大紀、髙瀨 誠、伊藤壮太郎

「山海塾」作品情報はこちら https://www.sankaijuku.com/

公演概要

日時

2025年11月1日(土)  14:00開演(13:30開場)

会場

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール

詳細

画家の故・中西夏之の「着陸と着水」シリーズから着想を得た舞台美術を用いた最新作『TOTEM 真空と高み』を早くも再演。

虚空を見上げる男たち。中西夏之の「カルテット着陸と着水X」に想を得た美術を中心に男たちを配した天児は、中心と周縁の距離があるほど空間の磁場が強まるとでも言いた気である。

男たちは注意深く光と影が交差するその場と向き合い、少しずつ、時には大胆に、空間を変容させていく。イメージの磁力は見ているものの脳の中で極点まで高まる。四つに区切られた空間と見え、実のところはパラレルワールドで遊ぶ男たちの一炊の夢。

 

※終演後、蟬丸・吉川洋一郎によるポストパフォーマンス・トークがあります。

 

★子ども無料招待★

「文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の取り組みとして、6歳から18歳の方を無料でご招待いたします。

同伴する保護者等のチケットは子どもの人数に応じて定価の半額でご予約いただけます。

※無料招待は平成19年(2007年)4月2日以降に生まれた方が対象となります。

詳しくは こちら

 

チケット情報

料金

一般:5,500円(4,950円)
青少年(24歳以下):2,200円
※全席指定・税込
※( )内びわ湖ホール友の会会員料金/びわ湖ホールのみの取り扱い
びわ湖ホール友の会についてはこちら

発売日

友の会

2025年7月3日(木)10:00~

一般

2025年7月5日(土)10:00~

チケット取扱

インターネットで購入する

「ネット・チケット」での発売期間

現金・クレジットカード決済/窓口引取 公演前日19:00まで
コンビニ決済/コンビニ引取 公演前日19:00まで
クレジットカード決済/コンビニ引取 公演6日前まで
クレジットカード決済/郵送 公演16日前まで
郵便振替/郵送 公演16日前まで

窓口でチケットを購入する

びわ湖ホールチケットセンター窓口
〒520-0806 滋賀県大津市打出浜15-1
休館日毎週火曜日(休日の場合は翌日) 受付時間10:00~19:00
窓口での発売期間

公演当日まで(公演により異なります)

電話でチケットを購入する

びわ湖ホールチケットセンター
休館日毎週火曜日(休日の場合は翌日) 受付時間10:00~19:00
電話での発売期間

公演当日まで(公演により異なります)

その他

主催

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

助成

令和7年度 文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業

お問い合わせ

びわ湖ホールチケットセンター
077-523-7136

託児サービス

対象:1歳以上、5歳以下
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:2025年10月25日までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。

注意事項

  • 6歳以上入場可。
  • お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
  • チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
  • やむを得ない事情によりプログラム等が変更になる場合があります。
  • 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。