スタインウェイ“ピノ”シリーズ vol.9 日本語とうた ~言葉としての日本語、そして日本のうた~ 木下牧子と信長貴富
お知らせ・トピックス
- 2023年9月2日(土)アンコール曲
未来へ 作詩:谷川俊太郎 / 作曲:信長貴富
鷗 作詩:三好達治 / 作曲:木下牧子
ご来場ありがとうございました♪
スタインウェイ“ピノ”シリーズとは?
初代芸術監督の故 若杉 弘氏が愛用したピアノ(スタインウェイ・ハンブルクモデル)。若杉氏の生前のニックネームにちなみ、“ピノ”と命名されました。現在は湖を臨むメインロビーに常置され、若杉氏に代わりびわ湖ホールを見守り続けています。びわ湖ホールでは、その明るくやわらかな音色を皆様にお聴きいただくスタインウェイ“ピノ”シリーズと題したコンサートを実施しています。
“ピノ”シリーズは2014年の「林 光に寄せる歌」を初回として声楽曲の様々な表情をご紹介してきました。第1弾~第3弾は寺嶋陸也、第4弾~第6弾は園田隆一郎という実力ある音楽家が公演をプロデュースし自らも出演、シリーズを通してびわ湖ホール声楽アンサンブル・メンバーが歌唱しています。
河原忠之と声楽家による「日本語の美しさ」を聴かせるコンサート
「日本語とうた」は、2021年度からピアニストの河原忠之がプロデュースするシリーズで、「日本語の美しさ」に注目して、邦人作曲家を2人ずつ紹介しています。これまでに團 伊玖磨と武満 徹(2021年度)、中田喜直と山田耕筰(2022年度)を取り上げました。
ピアノ・お話を担当する河原忠之は、コレペティトゥアとしての経験を活かした緻密な演奏と幅広い音色で、一流の歌手たちがこぞって共演者に指名するピアニストです。また今回、びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバーからは精鋭の4名が揃いました。第90回日本音楽コンクール声楽部門第1位を受賞した船越亜弥(ソプラノ)、トリエステ・ヴェルディ歌劇場で《セヴィリアの理髪師》ロジーナ役を好演した山際きみ佳(アルト)、びわ湖ホール四大テノールとしても活躍する山本康寛(テノール)、数々のオペラに出演し自ら公演の企画も行う迎 肇聡(バリトン)が登場します。
作品への愛情に富んだ河原によるお話や、歌手による詩の朗読にもご注目ください。
木下牧子と信長貴富の名曲をプロの歌唱で
「日本語とうた」シリーズ3度目となる今回は、満を持して、現在進行形で絶大な人気を誇る2人の作曲家、木下牧子と信長貴富を取り上げます。木下牧子「おんがく」、信長貴富「きみ歌えよ」「ヒスイ」など、合唱団の愛唱曲として大人気の作品から、信長貴富が寺山修司の詩に作曲した「チエホフ祭」など、歌唱機会の少ないレアな作品も登場します。現代作曲家2人の珠玉の名曲、美しい日本語と詩の数々をお楽しみください。
出演&スタッフ
出演:びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー
船越亜弥、山際きみ佳、山本康寛、迎 肇聡
公演概要
日時
詳細
ピアニストでありプロデューサーとしても活躍する河原忠之とともに「日本の歌」を紹介するシリーズ第3弾。
声楽作品で絶大な人気を誇る木下牧子と信長貴富を取り上げます。
【第1部】
信長貴富
きみ歌えよ (山本)/歌曲 (迎)/ヒスイ (山本)/ある日 (山本)/髪 (山本)/川 (山本) /未来へ (山本)
寺山修司の短歌による6つの歌曲「チエホフ祭」(迎)
1.一粒の種 2.チエホフ祭 3.父の墓標 4.無名の詩 5.海青き日 6.巨いなる声
赤とんぼ/この道/夕焼け (混声アカペラ)
【第2部】
木下牧子
おんがく (船越)/いっしょに (山際)
歌曲集「花のかず」
1.花のかず (船越) 2.夢のなかの空 (山際) 3.クルミ (船越) 4.足おと (山際) 5.曇り日なら (山際)
6.カゼクサ (船越) 7.竹とんぼに (船越) 8.あさっておいで (山際) 9.ある日のたび (船越)
春に (混声)/夢みたものは・・・ (混声アカペラ)
チケット情報
発売日
友の会
一般
その他
主催
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
お問い合わせ
077-523-7136
託児サービス
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:8月26日(土)までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。
注意事項
- 6歳以上入場可。
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。
- やむを得ない都合により、曲目等が変更になる場合があります。