二兎社公演45「鷗外の怪談」
お知らせ・トピックス
- 2021年12月15日(水)二兎社公演45『鷗外の怪談』公演中止のお知らせこのたび、鷗外役の松尾貴史さんが12月14日に肺塞栓症で緊急入院されたため、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで予定していた下記の公演はやむなく中止することとなりました。
これに伴うチケットの払い戻し等については、購入されました方に直接ご案内させていただきます。
※なお、当該公演は1月から再開を予定されていますが、残念ながらびわ湖ホールでの延期開催はありません。
□二兎社ホームページ www.nitosha.net - 2021年12月9日(木)開場時間の変更について当公演について、都合により開場を13:00から13:30に変更させていただくこととなりました。
なお、開演時間に変更はございません。お気をつけてご来場ください。
あらすじ
舞台となるのは千駄木・団子坂上の森鷗外の住居「観潮楼(かんちょうろう)」。この家は、歌会を催し、文学談義に花を咲かせるサロンである一方、帝国軍医としての鷗外に近しい軍人や官僚が出入りするなど、文学者にして官僚という、鷗外の「二つの頭脳」を象徴するような場でした。
家庭生活においても、鷗外は「二つの頭脳」の使い分けを余儀なくされていました。二度目の妻・しげと、鷗外の母・峰(みね)は、森家の主導権をめぐり、壮絶なバトルを繰り広げていたのです。鷗外は、しげに対しては「良い夫」、峰に対しては「良い息子」としてふるまうという、危ういバランスを生きていたのでした。
ところが、社会主義者の幸徳秋水らが明治天皇の暗殺を企てたとする「大逆事件」が報じられると、文学者と官僚の二つの立場を行き来する鴎外の危うさがピークに達します。
本作品は、1910年から1911年にかけての4か月間、鴎外と彼を囲む人々を描き、謎多きその内面に新たな光を当てようとするものです。
ポストパフォーマンストークも
終演後には作・演出の永井愛によるポストパフォーマンス・トークを行います。
司会は毎日新聞社学芸部 専門編集委員の畑 律江です。
出演&スタッフ
出演:松尾貴史、瀬戸さおり、味方良介、渕野右登、木下愛華、池田成志、木野 花
公演概要
日時
詳細
永井 愛ならではの新しい視点で文豪・森 鷗外を捉え直した異色の評伝劇。文学者と帝国軍人という二面性を生きた鷗外の内面に迫ります。
2014年に初演され高い評価を受けた本作を、新キャストを迎え、さらに磨きのかかった舞台として上演します。
二兎社のホームページはこちら
チケット情報
発売日
友の会
一般
その他
お問い合わせ
077-523-7136
託児サービス
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:公演日の1週間前までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。
注意事項
- 6歳未満のお子さまはご入場いただけません。
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。
- 青少年割引当日券 公演当日に残席がある場合に限り、青少年(24歳以下)の方に対し、定価の半額で当日券を販売します。(劇場窓口のみで取り扱い。学生証等年齢の分かるものをご提示ください。)