気軽にクラシック32 関西弦楽四重奏団 バッハに憧れて
お知らせ・トピックス
- 2022年12月12日(月)アンコール曲J.S.バッハ:汝の御座の前にいまや我は歩み出て BWV 668
関西屈指の演奏家がカルテットとして活動!
クラシックの魅力を1時間に凝縮し低価格でお楽しみいただける「気軽にクラシック」シリーズに、「関西弦楽四重奏団」が登場します。メンバーはヴァイオリンの林 七奈(はやし・なな)、田村安祐美(たむら・あゆみ)、ヴィオラの小峰航一(こみね・こういち)、チェロの上森祥平(うわもり・しょうへい)の 4 人、各々が確固たる実力を持つ、関西屈指の名手たちです。
全員が東京藝術大学で学び、現在、林は大阪交響楽団コンサートマスター、田村は同じく大阪交響楽団のコンサートマスターを務めたのち京都市交響楽団奏者、小峰は札幌交響楽団の首席ヴィオラ奏者を経て、京都市交響楽団首席ヴィオラ奏者、上森は大学在学中に第 66 回日本音楽コンクール第1位、また 2016 年には第 14 回 齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞という錚々たる経歴の持ち主で、全員が関西のクラシック音楽界で充実した活動を行っています。
2012 年に関西弦楽四重奏団を結成し、それぞれが多忙ながらも公演だけでなくアウトリーチ活動も展開、弦楽四重奏の魅力を伝えるべく裾野を広げる取り組みなどを積極的に行ってきました。2014 年度「大阪文化祭賞奨励賞」、2015 年度「咲くやこの花賞」受賞など、その活動は着実に評価され、今年結成 10 年目を迎えます。
アンサンブルの魅力を「フーガ」で紐解く1時間
カルテットは4人だけで音楽が成り立つ、シンプルかつ奥の深いジャンルです。自らの個性を主張しながらも、お互いの音楽観を尊重し、一つの団体としての音楽性を追求する必要があります。
本公演では西洋音楽の根幹とも言える「フーガ」という音楽形式をテーマに、カルテットの魅力に迫ります。フーガとは、テーマが別の奏者に受け継がれながら発展する形式です。J.S.バッハは約 10 年をかけて「フーガの技法」という作品を通してフーガを探求しましたが、この作品は未完成で遺されました。音楽家フランクはバッハをはじめ先人の音楽家の作曲法を研究しました。その成果の一つが演奏時間 50 分もの「弦楽四重奏曲」という作品です。今回はこの2作品から抜粋し、MC を挟みつつ演奏します。
最後には、活動の主軸に置いて大切にし、全曲演奏のプロジェクトも手がける、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲から「大フーガ」を演奏します。関西弦楽四重奏団のアンサンブルは大胆で個性豊か、どこか「関西らしさ」が表れた4人の音楽にご注目ください。
出演&スタッフ
林 七奈、田村安祐美(ヴァイオリン)、小峰航一(ヴィオラ)、上森祥平(チェロ)
公演概要
日時
詳細
オーケストラのコンサートマスターや首席奏者、または室内楽コンサートで活躍する第一線のプレイヤー達が弦楽四重奏へのひときわ強い情熱と意志を持って2012年に結成した弦楽四重奏団が登場します!
[曲目]
J.S.バッハ:フーガの技法より
フランク:弦楽四重奏曲より
ベートーヴェン:大フーガ ほか
チケット情報
発売日
友の会
一般
その他
お問い合わせ
077-523-7136
注意事項
- 6歳未満のお子さまはご入場いただけません。
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- やむを得ない事情によりプログラム等が変更になる場合があります。
- やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。
- 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。