石田組（弦楽アンサンブル）

神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスター、京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任する随一の実力、人気を併せ持つヴァイオリニスト石田泰尚。彼が率いる「石田組」が、２０２１年９月以来２年ぶりにびわ湖ホールに登場します。
全国各地のオーケストラ首席奏者など、石田が信頼を置くメンバーで構成されている石田組は、今やTV番組で特集を組まれたり、雑誌の人気ランキング上位に入るなど、カリスマ的人気を誇るユニットです。今年は４月に『石田組 2023・春』、８月に『石田組 2023・夏』と２枚のCDアルバムを発売したほか、５月の兵庫公演から日本各地を巡る「アルバム発売記念全国ツアー2022/2023」をスタートし、まさに全国で「石田組」フィーバーが加速中です。8月の東京・サントリーホールの公演では昼公演のチケットが即日完売、夜に追加公演が開催されるなど、その勢いは止まりません。びわ湖ホールでは前回、新型コロナウィルス感染症対策のため客席を半数にしての開催でしたので、今年は満を持しての開催となります。

プログラムは、前半に石田組初披露となるシューベルト作曲（マーラー編）「死と乙女」（弦楽合奏版）を演奏します。今回の全国ツアーで、この曲が聴けるのはびわ湖ホールだけ。そして後半は、クイーンの「輝ける7つの海」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などCD『石田組 2023・春』に収められたロックや映画音楽の名曲をお贈りします。奏者各々が自身のスタイルをぶつけ合い織り成す演奏スタイルはまさに「生」で聴いてこそ。ダイナミックに、そして繊細に奏でられる弦楽アンサンブルをぜひ会場でお楽しみください。