公演・イベント
オペラ主催公演

びわ湖ホール プロデュースオペラ プッチーニ 作曲 歌劇『トゥーランドット』全3幕(イタリア語上演・日本語字幕付)

お知らせ・トピックス

  • 2025年8月9日(土)
    トゥーランドット合唱団 募集のお知らせ

    びわ湖ホール声楽アンサンブルと一緒に、オペラに出演してくださる〈合唱〉の皆さまを募集します。

    https://www.biwako-hall.or.jp/news/entry_turandot2025

    締切:9月8日(月)17:00 ※郵送の場合は当日消印有効

  • 2025年7月15日(火)
    メディア掲載~ぶらあぼONLINE NEWS
    阪哲朗らが挑むプッチーニ未完の大作 ~びわ湖ホール プロデュースオペラ《トゥーランドット》制作発表 https://ebravo.jp/archives/193512
  • 2025年7月11日(金)
    出演者変更について

    カラフ役で出演を予定しておりました清水徹太郎は病気療養のため出演できなくなりました。

    3月8日(日)カラフ役として、福井敬が出演いたします。

    https://www.biwako-hall.or.jp/news/cast_changes_turandot2025

作曲家・作品

ジャコモ・プッチーニ Giacomo Puccini(1858-1924)
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した作曲家。プッチーニ家は代々ルッカで音楽家として知られ自身も早くから音楽的才能を発揮した。1876年にヴェルディの『アイーダ』がピサで上演されたのを見てオペラの道に進む決心を固めた。当初は日の目を見なかったが、その才能を見込んだ楽譜出版社リコルディの援助もあり、3作目の『マノン・レスコー』で絶賛される。生涯に12のオペラを作曲している。ヴェリズモ・オペラ(写実主義オペラ)の時代にありながら、イタリア・オペラの伝統である叙情豊かな旋律性を重んじ、登場人物の性格描写を見事にあらわし、それに相応しい色彩的な管弦楽でもって劇的構成を見事に舞台上に展開している。その作品は、多くの人々に愛され、世界各地の劇場で重要なレパートリーになっている。

[主要な歌劇作品]
『マノン・レスコー』『ラ・ボエーム』『トスカ』『椿姫』『蝶々夫人』『ジャンニ・スキッキ』など

トゥーランドット Turandot
原作者:カルロ・ゴッツィ「トゥーランドット」
台 本:レナート・シモーニ、ジュゼッペ・アダーミ
初 演:1926年4月25日 スカラ座(ミラノ)

プッチーニの最後となる未完の作品で、未完成の部分は交友関係のあったフランコ・アルファーノによって完成された。1926年にトスカニーニによりスカラ座で初演されている。コンメディア・デッラルテ(仮面即興劇)の伝統とプッチーニの異国趣味から、尊大な中国の王女トゥーランドットの愛の目覚め、奴隷リューの献身を織りまぜ、至難な歌唱と卓越した管弦楽法を展開し、近代叙情歌劇の傑作とされている。

あらすじ

伝説時代の中国。皇帝アルトゥムの娘・王女トゥーランドットは、絶世の美女だが、他国の支配による悲しい歴史に強い憎しみを持ち、氷のように冷酷な性格の姫。求婚する者は姫の出す3つの謎を解かねばならず、誤れば斬首刑に処される。戦いに敗れ国を追われたダッタンの王子カラフは、処刑の場に姿を見せた姫のあまりの美しさに心を奪われ、父王ティムールと召使リューの反対を押し切り、臆せず命をかけた謎解きに挑む。
カラフはすべての謎を見事に解き明かすが、姫は頑なに結婚を拒む。するとカラフは、夜明けまでに自分の名を言い当てることができたら喜んで姫に命を捧げると告げる。「国中の誰も寝ずに調べ尽くせ」との布令に白羽の矢が立ったリューは、カラフを守るため自ら命を絶つ。リューの献身を目の当たりにした姫の心は変わりはじめ、カラフは姫に愛を囁き口づけしたあと、自分の名前を姫に告げてしまう。姫は勝ち誇ったように、この者の名が分かったと叫ぶ―。

絶大な人気を誇るイタリアオペラ屈指の名作

“創造する劇場”として、びわ湖ホールが総力を挙げて制作するプロデュースオペラ。開館当初から国内外の第一線で活躍するキャスト・スタッフを集めて制作を続けてきました。
『ばらの騎士』『死の都』に続く阪哲朗プロデュース第3弾は、プッチーニの遺作にして数あるオペラ作品のなかでも絶大な人気を誇る傑作『トゥーランドット』です。“誰も寝てはならぬ”をはじめ、高度な歌唱技術を必要とする美しいアリアが随所に散りばめられ、卓越した管弦楽法が展開されるイタリアオペラ屈指の名作です。阪は、25年間にわたるヨーロッパでのキャリアのなかで1,000回以上の公演を指揮してきましたが、そのなかでも『トゥーランドット』は特に指揮回数が多く、様々な思い出がある作品です。

公募オーディションで選出された実力派キャスト

2024年5月に、びわ湖ホールプロデュースオペラとしては初めてとなる、キャストの公募オーディションを行いました。びわ湖ホール声楽アンサンブルのメンバーも含む227名の応募があり、映像審査と本番会場での歌唱審査を経て選び抜いた実力派歌手が並びます。演出に、阪が協働を熱望した粟國淳を迎え、びわ湖ホールならではの『トゥーランドット』を新制作します。どうぞご期待ください。

出演&スタッフ

  • 指揮
    阪 哲朗
  • 演出
    粟國 淳
  • トゥーランドット(3/7)
    谷 明美
  • トゥーランドット(3/8)
    並河寿美
  • カラフ(3/7)
    宮里直樹
  • カラフ(3/8)
    福井 敬
  • ティムール(3/7)
    妻屋秀和
  • ティムール
    西田昂平
  • リュー(3/7)
    𠮷川日奈子
  • リュー(3/8)
    船越亜弥
  • アルトゥム(3/7)
    大野徹也
  • アルトゥム(3/8)
    林 誠
  • ピン(3/7)
    晴 雅彦
  • ピン(3/8)
    迎 肇聡
  • パン(3/7)
    与儀 巧
  • パン(3/8)
    福西 仁
  • ポン(3/7)
    中井亮一
  • ポン(3/8)
    奥本凱哉
  • 役人
    市川敏雅
*びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー ★びわ湖ホール声楽アンサンブル

合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル
管弦楽:京都市交響楽団

公演概要

日時

2026年3月7日(土)  14:00開演
2026年3月8日(日)  14:00開演

会場

詳細

阪哲朗プロデュースオペラ第3弾は、プッチーニの人気作『トゥーランドット』。
公募オーディションで選出した実力派キャストと、粟國淳による新演出でプッチーニが最後に遺した大作に挑みます。

チケット情報

料金

SS席:25,300円(24,200円)
S席:20,900円(19,800円)
A席:18,700円(17,600円)
B席:15,400円(14,300円)
C席:12,100円
D席:8,800円
E席:5,500円
U30席(30歳以下):3,300円
U24席(24歳以下):2,200円
※全席指定・税込
※青少年割引当日券あり
※( )内びわ湖ホール友の会会員料金/びわ湖ホールのみの取り扱い
びわ湖ホール友の会についてはこちら

発売日

友の会

2025年9月26日(金)10:00~

一般

2025年9月28日(日)10:00~

その他

主催

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

お問い合わせ

びわ湖ホールチケットセンター
077-523-7136

注意事項

  • 6歳以上入場可。
  • お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
  • チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
  • 青少年割引当日券 公演当日SS~E席に残席がある場合に限り、青少年(24歳以下)の方に対し、定価の半額で当日券を販売します。(劇場窓口のみで取り扱い。学生証等年齢の分かるものをご提示ください。)
  • やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。
  • 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。

関連公演