山海塾「かがみの隠喩の彼方へ ー かげみ」 リ・クリエーション
お知らせ・トピックス
- 2022年5月21日(土)開場時間の変更について開場時間を都合により13:00から13:30に変更させていただくこととなりました。 なお、開演時間に変更はございません。お気をつけてご来場ください。
世界中の注目を集める舞踏カンパニー「山海塾」
山海塾は、1975年に主宰・天児牛大(あまがつうしお)によって創設された舞踏カンパニーです。1980年より海外公演を開始し、主にフランスと日本を創作活動の拠点として、およそ2年に1度のペースで新作を発表しています。1982年以降はすべてコンテンポラリーダンス上演の最高峰・パリ市立劇場との共同プロデュース作品であり、作品の質を厳しく問う同劇場が40年以上にもわたり共同プロデュース形式で創作を支援し続けている数少ないカンパニーです。
びわ湖ホールは、山海塾・パリ市立劇場との共同制作に加わり、これまで1999年『ひびき』、2001年『かげみ』、2003 年『うつり』を日本初演してきました。その後、2005年に『金柑少年』(リ・クリエーション)、2008 年『とき』、2013年『から・み』、2015年『うむすな』、2017年『めぐり』、2019年『ARC 薄明・薄暮』を上演。今回は、2001 年にびわ湖ホールで日本初演した『かがみの隠喩の彼方へ ― かげみ』のリ・クリエーション(再創作)版を関西で初演します。
山海塾の作品は、天児が演出・振付だけでなく、空間や衣裳デザインも総合的に創作しています。天児は、舞踏を「重力との対話」と捉え、「誕生」「死」といった普遍的な人間の内的本質に迫ります。身体言語に基づく独自のアートフォーム(表現形態)を創りあげたこと、その作品の普遍性、そして何よりもその表現の芸術的強度によって、世界各国できわめて高い評価を得ており、ヨーロッパのみならず、北米、中南米、アジア、オセアニアなど、世界48か国のべ700都市以上でワールドツアーを行っています。
びわ湖ホールで日本初演した『かがみの隠喩の彼方へ ― かげみ』が再び!
『かがみの隠喩の彼方へ ― かげみ』リ・クリエーションは、初演から21年を経た2021年5月に北九州芸術劇場で、新しい舞踏手が加入したリ・クリエーション版として再創作されました。
舞台一面に揺らめく蓮の葉。仮想の水面、水鏡に交差する光と影、そのはるか下で呼吸する生命たち。あふれる光と影、聞こえてくる音すら静寂の中のひとすじの光となり、また影を生む。美しい七景の舞台でお贈りします。
終演後には、舞台上で細川周平(評論家)×蟬丸(山海塾舞踏手・演出助手)によるポストトークを開催します。公演の余韻とともにお楽しみください。
出演&スタッフ
舞踏手:竹内 晶、市原昭仁、松岡 大、石井則仁、岩本大紀、髙瀨 誠、伊藤壮太郎
公演概要
日時
詳細
舞台一面にゆらめく蓮の葉、仮想の水面、水鏡に交差する光と影、そのはるか下で呼吸する生命たち…山海塾の『かがみの隠喩の彼方へ ― かげみ』は、その透徹した美で、満席のパリ市立劇場を覆いつくした。
人間の根源にこだわって作品を創り上げてきた天児牛大が提出した新しい世界は、水面とその深みを目にしたときのような、はっとする瞬間の積み重ねでできている。あふれる光と影。ここでは、聞こえてくる音すら、静寂の中のひとすじの光となり、また影を生む。
『かげみ』の7景は、合わせ鏡のように写し合っている。水鏡に始まった鏡面、その鏡そのものとの対話である。
2000年山海塾・パリ市立劇場と共に共同制作し、パリでの世界初演後、びわ湖ホールで2001年に日本初演した作品。世界を熱狂させた美の世界を再び。
チケット情報
発売日
友の会
一般
その他
お問い合わせ
077-523-7136
託児サービス
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:5月15日(日)までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。
注意事項
- 6歳未満のお子さまはご入場いただけません。
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。
- 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。
- 開演後は客席内が大変暗くなり、ご入場のタイミングが難しいため、開演時間に遅れないよう余裕をもってお越しください。