エイフマン・バレエ『アンナ・カレーニナ』

あらすじ・見どころ
社交界の華であり貞淑な妻であったアンナ・カレーニナが、若き将校ヴロンスキーと燃え上がる恋に落ち、夫カレーニンや社会からの厳しい批判を受け、幼い息子との日々を失っていき、ついには...
ロシアの文豪トルストイによる最高傑作小説「アンナ・カレーニナ」を原作に、2005年の初演以降、バレエ団の名刺代わりの代表作として世界各国で絶大な人気を博してきた本作。エイフマンが客席に投げかけるのは「何が、美しき貴婦人をして、あらゆるものを犠牲にし、家庭を壊し、自らをも破滅に追いやってしまったのか」という問い。
若き将校との抗えない愛の情熱の虜となったアンナが辿る辛くも尊い運命が、ダンサーの鬼気迫る踊りと、切なく胸を打つチャイコフスキーの名旋律にのせて描かれます。
舞台を縦横無尽に駆ける群舞1人1人の圧倒的な存在感も相まって、クライマックスに向けて観客を物語の世界に強力に引きこむ様は、まさに魔法。ヨーロッパ・アメリカをはじめ世界中の観客を虜にしたエイフマンの魔法がいかんなく発揮される究極のドラマティック・バレエです。
公演概要
日時
詳細
エイフマン・バレエの代表作を日本初演
振付家ボリス・エイフマン率いる精鋭集団が20年以上の沈黙を破り2019年7月に来日!上演するのは、文豪トルストイによるロシア文学最高傑作『アンナ・カレーニナ』。社交界の華であり貞淑な妻であった貴婦人アンナ・カレーニナの、若い将校ヴロンスキーとの燃え上がる許されざる恋、夫や社会の間で揺れ動く葛藤、幼い息子との別れという母としての苦しみを壮絶に描きます。
究極のドラマティック・バレエ、必見です。
振付:ボリス・エイフマン
原作:レフ・トルストイ
音楽:チャイコフスキー
※演奏は特別録音音源を使用いたします。
振付:ボリス・エイフマン Boris Eifman
ロシア人民芸術家、ロシア連邦賞受賞。レニングラード音楽院バレエマスター科の卒業制作「ガイーヌ」(1972年)で振付家として華々しくデビュー。ワガノワ・バレエ学校やキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)への創作を経て、1977年レニングラード・ノーヴィ・バレエ団(現エイフマン・バレエ)を設立。数々のヒット作を発表し、現在に至るまで世界各地でセンセーションを巻き起こしている。
ダイナミックな独特の舞踊言語と、深く登場人物の心理を掘り下げる手法で、そのバレエは時に「哲学バレエ」「心理バレエ」とも評される。文学作品を原作とするものから、自らがインスピレーションを得た芸術家の生涯を描く作品まで、その創作の幅は広く、クラシックからロックに至る巧みな選曲と構成力をもって観るものを圧倒する。70歳を超えた今も衰えぬ創作意欲で新作を発表し続ける、ロシアバレエ界の生きる伝説。
エイフマン・バレエ Eifman Ballet
振付家ボリス・エイフマンが、1977年にサンクトペテルブルクに創設。
エイフマン作品の魅力に惹かれ、ロシア全土および海外から集結した、磨き抜かれた”エイフマニズム”を体現するカリスマ精鋭集団。男性182cm以上、女性172cm以上という高身長の才能豊かなダンサーたちが、その身体表現の限りを尽くして踊る姿は圧巻であり、他に類を見ない踊りを通した溢れんばかりの感情表現で、世界中で人気を博し、常にその来訪を待ち焦がれられている。
日本には1990年に初来日。今回、21年ぶりに日本の観客の前にその姿を現す。バレエ大国ロシアにおいて、常にその話題の中心にある最も熱いバレエ団。
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- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- 6歳未満のお子さまはご入場いただけません。
- 都合により、出演者等が変更になる場合があります。変更に伴う払戻しには応じかねますので、あらかじめご了承ください。
- 青少年割引当日券 公演当日に残席がある場合に限り、青少年(24歳以下)の方に対し、定価の半額で当日券を販売します。(劇場窓口のみで取り扱い。学生証等年齢の分かるものをご提示ください。)
- SS・D・E席はびわ湖ホールチケットセンター(ネット・電話・窓口)のみの取り扱いで、販売初日に限り1回でご予約・ご購入いただける枚数は合計2枚までとさせていただきます。