わからない…なんてもう言わせない！目から鱗の古典芸能鑑賞講座　狂言編（全２回）　第２回

「古典芸能って難しいのでは？」と思っているみなさんに、公演前に楽しく予習していただける古典芸能の講座を開講します。歌舞伎の演目を新たな切り口で上演する「木ノ下歌舞伎」の主宰 木ノ下裕一が「松竹大歌舞伎」｢野村万作・野村萬斎 狂言公演｣を前に、見どころや鑑賞のポイントについて解説します。

第２回　能と狂言のアヤシイ関係？！
　ほぼ同時期に成立した〈能〉と〈狂言〉。二つは、ライバルのように切磋琢磨し、兄弟のように支え合って、夫婦のように濃密に交流しながら発展してきました。だから、両方観ないともったいない！ふたつを比較しながら、その〈歴史〉と〈醍醐味〉を一緒に楽しく学んでいきましょう！狂言を征する者、能も征する―。一回で二度おいしい講座です。また、野村万作・野村萬斎狂言公演の見どころもご紹介します。

■講師　木ノ下　裕一（木ノ下歌舞伎　主宰）
１９８５年和歌山市生まれ。小学校３年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。２００６年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。２０１３年には、F/T13にて、上演時間６時間に及ぶ『東海道四谷怪談－通し上演－』を成功させた。その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。急な坂スタジオサポートアーティスト（２０１３年度～）。２０１４年度セゾン文化財団ジュニア・フェロー。京都造形芸術大学大学院修士課程修了。現在博士論文執筆中。研究テーマは「武智歌舞伎論～近代における歌舞伎新演出について」。

発売日
友の会：2014.09.05（金）10:00～（ネット・チケットおよび電話受付のみ）
一　般：2014.09.07（日）10:00～

料金（税込）
2,000円（全2回・自由席）