松竹大歌舞伎 中村芝雀改め五代目中村雀右衛門襲名披露(昼の部)
公演概要
日時
会場
詳細
『當年祝春駒』
あたるとしいわうはるこま
初春、鎌倉幕府の重鎮・工藤左衛門祐経(友右衛門)の館へやって来たのは、春駒売りに曽我五郎(廣太郎)と十郎(廣松)の兄弟。傾城の大磯の虎(高麗蔵)が控える中、父の仇の工藤を密かに狙うふたりは、春駒売りの踊りを踊りながら工藤に対面します。すると工藤は兄弟に富士の狩場の切符を渡し、後日の再会を約束するのでした。
曽我兄弟が春駒売りに身を窶して、工藤の館へ入り込むという趣向が面白い華やかな舞踊です。
『口上』
こうじょう
七代目中村芝雀は、平成28年3月に東京の歌舞伎座で父の名跡である中村雀右衛門を五代目として襲名いたしました。その後、各地で襲名披露興行を行い、この度はびわ湖ホールで襲名の挨拶を行います。
『仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の場』
かなでほんちゅうしんぐら しちだんめ ぎおんいちりきぢゃやのば
塩冶判官切腹の後、祇園の一力茶屋では、塩冶家の元家老・大星由良之助(幸四郎)が遊興に耽る日々。そのような中、ひとり座敷に残った由良之助は、塩冶の奥方からの密書を読み始めます。その様子に、遊女おかる(雀右衛門)は二階座敷から鏡を使って、また、床下では高家に通じる斧九太夫(錦吾)が密書を盗み読もうとします。おかるに気づいた由良之助は、身請けをしたいとおかるに申し出ます。これを聞いたおかるの兄の寺岡平右衛門(梅玉)は突然、妹を手にかけようとします。その理由とは…。
華やかな茶屋を舞台に、由良之助の真意や平右衛門と妹おかるの胸の内が次第に明らかになる七段目。今回は釣灯籠の下で由良之助が手紙を読む件からの上演です。名作『忠臣蔵』の一幕をお楽しみください。
⇒夜の部はこちら
≪関連講座≫
歌舞伎の演目を新たな切り口で上演する「木ノ下歌舞伎」の主宰木ノ下裕一が「松竹大歌舞伎」を前に、見どころや鑑賞のポイントについて解説します。歌舞伎を全く見たことがない人でも歌舞伎が楽しめるようになります。
7月23日(土)13:00開講
講師:木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎 主宰)
会場:コラボしが21 3階大会議室
料金:1,000円(自由席)
会場
中ホール
料金(税込)
※( )内は友の会料金
お問い合わせ
びわ湖ホールチケットセンター
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