公演・イベント
バレエ主催公演

シュツットガルト・バレエ団『白鳥の湖』

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夭逝した天才ジョン・クランコが振り付けた『白鳥の湖』が
初めて日本にお目見えします!

ドラマティック・バレエの伝統を引き継ぐドイツの名門バレエ団がお贈りします。
「人生そのものを映し出す」ダンスを信条としたジョン・クランコによる、緻密な物語構成、ドラマティックな展開、登場人物たちの感情の機微を描いたクランコ版『白鳥の湖』

作曲:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:ジョン・クランコ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
管弦楽:大阪交響楽団

予定キャスト

オデット/オディール:アンナ・オサチェンコ
ジークフリート王子:エヴァン・マッキー
*予定キャストは2012年12月10日現在で、病気、怪我、その他やむを得ない事情で変更になる場合がございます。キャストの正式発表は公演当日です。変更に伴う払戻しには応じかねますので、あらかじめご了承ください。

後援:大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館

■あらすじ
成人を迎えるジークフリート王子は、明日の祝宴で花嫁を選び、王位に就かなければならない。憂鬱な気持ちの王子は、白鳥の群れが飛んでいくのを見て、森に入っていく。白鳥たちの中に、冠をかぶった一羽の白鳥がいた。邪悪な魔術師ロットバルトに魔法をかけられた王女オデットだった。王子とオデットは一目で恋に落ちる。しかし、オデットが人間の姿でいられるのは夜だけで、朝日が昇る頃にはまた白鳥の姿に戻ってしまう。もし王子の愛が不変なら魔法は解けると告げると、王子はオデットに永遠の愛を誓った。城に戻った王子の祝宴に、変装したロットバルトと、オデットそっくりな魔女オディールが入って来る。オディールをオデットだと信じた王子は、結婚を誓う。すると、あざけりの哄笑が響き、オディールの姿は消える。王子はオデットを裏切ってしまったのだ。王子が湖に急ぐと、永遠に引き裂かれる前に、束の間の逢瀬を許されたのだった。湖が氾濫した翌朝、溺死した王子の遺体が発見される。湖の上を飛ぶ白鳥の群れにはオデットの姿があった・・・。

■シュツットガルト・バレエ

シュツットガルト・バレエの歴史は17世紀のヴュッテンベルクの宮廷までさかのぼる。最初の黄金時代は、バレエ改革者ジャン=ジョルジュ・ノヴェールがこの地で活躍した18世紀中頃である。1961年、振付家ジョン・クランコが芸術監督に任命され、新たな時代が始まった。伝説となった3つの新作『ロミオとジュリエット』、『オネーギン』、『じゃじゃ馬馴らし』を生み出したクランコは、全幕のドラマティック・バレエの分野を一新。緻密な物語構成、ドラマティックな展開、個性豊かな登場人物、多彩な舞踊言語が、クランコの振付の最大の特徴である。「人生そのものを映し出す」ダンスという彼の信念は、絶妙のパ・ド・ドゥにありありと息づいている。69年に初のアメリカ公演を行ったとき、アメリカの批評家は「シュツットガルトの奇跡」という言葉を贈った。現在、バレエ団は40 年以上にわたって世界のダンス界の第一線で活躍し続けている。76年から96 年までマリシア・ハイデが芸術監督を務め、1996 年からは、カナダ出身のリード・アンダーソンがその役を引き継いだ。

■ジョン・クランコ John Cranko

1927年、南アフリカで生まれる。46年にロンドンに移ってサドラーズ・ウェルズ・バレエ学校で学び、サドラーズ・ウェルズ・バレエ団(後の英国ロイヤル・バレエ団)に入団。49年以降は振付に専念する。61年に、ヴュルテンベルク州立劇場(現・シュツットガルト州立劇場)のバレエ監督に任命され、バレエ団の中心を担うダンサーたちを集めた。その中に、彼のミューズだったブラジル人ダンサー、マリシア・ハイデがいた。また、イリ・キリアンやジョン・ノイマイヤーら振付家を目指す若いダンサーたちを支援した。73年にアメリカ公演からの帰途、飛行機内で45歳の若さで急逝した。

料金(税込)
S席13,000(12,000)円 A席11,000(10,000)円 B席9,000(8,000)円 C席完売 D席完売 E席完売

友の会 :2012/01/20(金)
一 般 :2012/01/22(日)

チケット情報

料金


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