公演・イベント
室内楽・器楽・声楽主催公演

クァルテット・エクセルシオ プレイズ A.ベルク叙情組曲

公演概要

日時

会場

詳細

主催:財団法人びわ湖ホール

(写真は左から)
西野ゆか、大友 肇、吉田有紀子、山田百子
Photo:Naoko OGLA

今もっとも注目の実力派クァルテットが紡ぐ
ベルクの秘めた愛の組曲□。

運命を甘受しつつ! -ベルク

20世紀音楽史において、特異な位置を占めるアルバン・ベルクの「叙情組曲」。それは、知人の妻ハンナ・フックスとの密かな恋を、ボードレールの詩「悪の華」からの引用や、ベルクの運命数である”23″、ハンナの”10″、ふたりのイニシャルA(ラ)・B(シ□)・H(シ)・ F(ファ)などをモチーフに、調性感をもつ独自の音列(セリー)技法を駆使して織り込んだ、ベルクを知るためには不可欠の1曲-。ベルク独特の緻密な音世界を、高度な演奏技術と意欲的な演奏活動で今もっとも注目の若手クァルテット・エクセルシオが、お贈りします。また、ベルクと同じ新ウィーン楽派のウェーベルンがベルクに捧げた『六つのバガテレ』を含むミニマルでスリリングな2つの小品と、今年没後200年を迎えるハイドンの名作『鳥』もあわせてお届けいたします。

クァルテット・エクセルシオ
西野ゆか (ヴァイオリン)
山田百子 (ヴァイオリン)
吉田有紀子 (ヴィオラ)
大友 肇 (チェロ)

「迷いの無いリズム運び、これが常設の凄み!」
クァルテット・エクセルシオは、年間80公演を行う、日本では数少ない常設の弦楽四重奏団である。東京、京都、札幌での定期公演では、ベートーヴェンを軸に王道レパートリーを展開させてきた。さらに2008年からは「20世紀 日本と世界」と銘打ったシリーズを開始(第1回の「武満徹とクセナキス」は、サントリー音楽財団「日本人作曲作品の振興」推薦コンサート)、国内外の近・現代作品を新たなアプローチで発信する。一方では、幼児~学生のためのコンサートや地域コミュニティコンサートを通じて、室内楽を聴衆に広める事に専心している。

1994年桐朋学園大学在学中に結成。1996年第1回東京室内楽コンクールに於いて第1位受賞。同年第2回大阪国際室内楽コンクールに於いて第2位受賞。1997年青山音楽賞奨励賞(現バロックザール賞)受賞。2000年、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで最高、およびサルバトーレ・シャリーノ特別賞を受賞。

NHK・FMリサイタル、第82回新日鐵プロミシング・アーティスト・シリーズ、’02年カザルスホールで行われた「プロジェクトQ」に出演。また、第3回宮崎国際室内楽音楽祭、第3回別府アルゲリッチ音楽祭、ゆふいん音楽祭(第25、27、30回)など、多くの音楽祭に参加。この他、第一生命ホール「クァルテット・ウィークデイ」・「クァルテット・ウェンズデイ」シリーズ、紀尾井ホール「日本の作曲21世紀への歩み」シリーズ、国際現代音楽協会「ワールド・ミュージック・デイズ」、日本作曲家協議会「アジア音楽祭2003 in 東京」、第2回東アジア国際現代音楽祭に出演。ミッテンバルト・レーベルより「山田一雄室内楽作品集」、ジェイズ・ミュージックレーベルより「QUARTET EXCELSIOR」をリリースするなど古典音楽のみならず現代音楽や新作の初演、邦人作曲家作品の演奏にも数多く取り組み、幅広く活躍。

これまでに財団法人日本室内楽振興財団(’01、’08年)、公益信託ルイ・グレーラー記念室内楽基金(’02年)、財団法人ロームミュージックファンデーション(’02、’05、’06、’07年)、財団法人松尾学術振興財団(’96、’98、’00~01、’03~’05年)、財団法人野村国際文化財団(’07、’09年)、より助成を受け活動。

将来を期待されるすぐれたアーティストを対象とする新日鐵音楽賞「フレッシュアーティスト賞」を2008年に受賞。

料金(税込)
一般 : 3,500円(3,000円)
青少年(25歳未満): 1,500円
( )内は友の会会員料金

友の会 :2009/07/03(金)10:00~(ネット・チケットおよび電話受付のみ)
一 般 :2009/07/05(日)10:00~

注意事項
6歳未満のお子様はご入場になれませんが、託児サービスがございます。
やむをえない事情により、プログラム等が変更になる場合がございます。
お申し込みいただいたチケットのキャンセル、変更はできません。
チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合は、チケットの販売、引き渡しをお断りします。

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