松竹大歌舞伎 『雨の五郎』 『義経千本桜』
公演概要
日時
会場
詳細
いがみの権太 (片岡仁左衛門)
【あらすじとみどころ】
雨の五郎
春雨の夜、蛇の目の傘をさした曽我五郎が、大磯の遊女化粧坂の少将からの恋文を手にして、廓へ向かっている。五郎と少将は深い仲。五郎は父の仇討ちを心に秘め…
仇討ち物語の主人公として有名な曽我五郎を取り上げた長唄の舞踊。五郎は、荒若衆の血気盛んな様子と、廓通いの色気と華やかさを持ち合わせた人物です。艶やかなクドキ、豪快な立ち廻りなど、見どころに溢れ、人気の舞踊です。
義経千本桜
平維盛の奥方若葉の内侍と子息六代君は、小金吾を伴って維盛の行方を探している。三人が下市村の茶店でひと休みするところに、いがみの権太が現れ、小金吾は金を騙し取られた上、追手に追われた内侍と六代君を逃した小金吾は、壮絶な討死を遂げる。そこへ権太の父の弥左衛門が通りかかる。実は、維盛は弥左衛門が営む鮓屋の奉公人としてかくまわれていた。弥左衛門は、倒れている小金吾の首を切り落とし、家に持ち帰る。
鮨屋(すしや)では、弥助と名を変えた維盛と、弥左衛門の娘お里と夫婦の約束をしている。ここへ権太が現れ、母から金を騙し取るが、弥左衛門が帰宅したので、金を鮨桶に隠して隠れる。
その夜、内侍と六代君が宿を求めて鮨屋を訪ねる。再会を喜ぶ三人だが、お里は弥助が維盛だと知り、嘆き悲しむ。そこへ鎌倉方の梶原景時が現れるという知らせが入るので、お里は三人を隣村へ逃す。しかし、これを聞いていた権太は、褒美目当てに三人を追って、鮨桶を持って駆け出す。やがて、維盛の首と内侍親子を縄で縛った権太が現れ、梶原に引き渡すのだが…
三大名作のひとつ『義経千本桜』の三段目にあたる作品。心が歪んでいるという意味の・いがみ・の権太を中心に、平維盛の家族と鮨屋の家族の物語が交差しながら展開します。小悪党の権太ですが、愛嬌も持ち合わせ、最後には善人に立ち返るところが眼目で、見どころに富んだ作品です。
料金(税込)
S席 完売、A席 5,000(4,500)円、U30席 2,000円、U24席 1,500円
※( )内料金は、友の会会員会員料金。
※友の会会員、U30席、U24席はびわ湖ホールチケットセンターで取り扱い。
(U30席、U24席は、電話受付、窓口のみ。)
※U30席、U24席は、ご入場の際、年齢確認のできるものをお持ちください。
友の会 :2011/06/10(金)10:00~(ネット・チケットおよび電話受付のみ)
一 般 :2011/06/12(日)10:00~
注意事項6歳未満のお子様はご入場いただけません。
都合により出演者等が変更になる場合があります。
お申し込みいただいたチケットのキャンセル、変更はできません。
チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。