＜大人の楽しみ方35＞ハーモニカ・カルテット スヴェング

ハーモニカだけで、バルカンものから北欧トラッド、フィンランド・タンゴ、哀愁のロシアン・トラッド、宮崎アニメの主題歌、ショパンやシベリウスまで、ありとあらゆる音楽を演奏してしまう「スヴェング」。

名門シベリウス・アカデミーで２００３年に結成され、バンドの創始者でもあり、ほとんどのレパートリーを作曲しているエーロ・トゥルカ、即興演奏を得意とするエーロ・グルンドストルム、シベリウス・アカデミーの教授でもあるヨーコ・クッハラ、ベース・ハーモニカを担当し、多くのハーモニカプレイヤーから尊敬されるパシ・レイノの4名で構成されています。それぞれの得意とするものを活かし、4人で奏でる音楽に無上の喜びを感じるメンバーは、ラ・フォル・ジュルネ・ナントをはじめ数々の音楽祭に出演するほか、多数のCDも録音しており、2020年のアルバム『IN TRAD WE TRUST』は名門英国SONGLINES誌のベストアルバムにも選出されました。

そんな彼らが、今回お届けするのはショパン「英雄ポロネーズ」やジブリ映画「ハウルの動く城」、日本の童謡「赤とんぼ」など。無限の魅力を放つハーモニカサウンドをご堪能ください。