<室内楽への招待>ヘンシェル・クァルテット
お知らせ・トピックス
- 2024年9月29日(日)アンコール曲
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番より第5楽章「カヴァティーナ」
ご来場ありがとうございました♪
<室内楽への招待>シリーズで弦楽四重奏の魅力に浸る
多彩な演奏家による「室内楽」の魅力を紹介する<室内楽への招待>シリーズ。
今回は、弦楽四重奏曲という形式を確立したドイツ語圏の「正統派」弦楽四重奏と呼ばれるヘンシェル・クァルテットが、びわ湖ホールに初登場します。メンバー全員がコンクールで優勝を重ねる精鋭揃いで、ヨーロッパ音楽にどっぷりと浸かる2時間をお届けします。
伝統的な演奏スタイルによるヨーロッパ音楽の神髄
ヘンシェル・クァルテットは、1994年にチェロのマティアス・バイヤー=カルツホイが、ドイツの音楽一家ヘンシェル家の3人兄弟に加わったことで、弦楽四重奏団として本格的に活動を始めました。その後アマデウス・クァルテット、アルバン・ベルク・クァルテットなどの薫陶を受け、数々の国際コンクールで入賞を果たし、伝統的なドイツスタイルの演奏を四半世紀以上にわたって世界各地に届けている円熟の弦楽四重奏団です。
今回演奏するのは、モーツァルト、メンデルスゾーン、ベートーヴェンの王道プログラムです。モーツァルト作曲の弦楽四重奏曲第22番変ロ長調は、「プロイセン王第2番」とも呼ばれ、特にチェロが大活躍の華やかで美しい作品です。メンデルスゾーン作曲の弦楽四重奏曲第3番は、ヴァイオリンが活躍し、特に冒頭の明るい旋律が印象的です。そしてプログラムの最後には、ベートーヴェンの不朽の名作「ラズモフスキー四重奏曲」の、第2番をお贈りします。ロシアの「ラズモフスキー」大使に、ロシアの主題を使った曲を作るよう依頼されていたベートーヴェンは、これに応えて第2番にウクライナの主題を用いました。
「世界で最も素晴らしい弦楽四重奏団の一つであることは間違いない」(ロサンゼルス・タイムズ紙)と評される彼らの音楽を、どうぞご堪能ください。
演奏家による指導が見られる公開マスタークラス開催
9月21日(土)14時より、関連企画として公開マスタークラスを開催します。ヘンシェル・クァルテットのメンバー自らが若手演奏家に指導する様子をご覧いただけます。世界の第一線で演奏活動を続けるだけでなく、世界中の一流音楽教育機関から指導に招かれる彼らは、巨匠たちから学んだ伝統を次世代へ残すためバイエルン文化省とも協働し、後進の指導にあたっています。そんな彼らによる指導が滋賀で間近に見られる機会は、めったにありません。この貴重な機会を、本公演と合わせてどうぞお楽しみください。ドイツ語通訳付きです。
公開マスタークラスについてはこちら https://www.biwako-hall.or.jp/performance/henschel_lecture2024
出演&スタッフ
クリストフ・ヘンシェル(ヴァイオリン)
ダニエル・ベル(ヴァイオリン)
モニカ・ヘンシェル(ヴィオラ)
マティアス・バイヤー=カルツホイ(チェロ)
公演概要
日時
詳細
アマデウス弦楽四重奏団、アルバン・ベルク・カルテットなどに薫陶を受けたドイツ「正統派」弦楽四重奏団といえるヘンシェル・クァルテットが、びわ湖ホールに初めて登場します。また、本公演に先立ちマスタークラスを予定しています。
[曲目]
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調 K.589「プロイセン王第2番」
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 op.44-1
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 op.59-2「ラズモフスキー第2番」
チケット情報
発売日
友の会
一般
その他
主催
助成
協力
お問い合わせ
077-523-7136
託児サービス
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:9月22日(日)までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。
注意事項
- 6歳以上入場可。
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- やむを得ない事情によりプログラム等が変更になる場合があります。
- 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。