びわ湖の午後61 妻屋秀和 バス・リサイタル

「日本で最も信頼されるバス」妻屋秀和が登場
世界の第一線で活躍する演奏家が、室内楽の響きを追求した小ホールで上質な演奏をお届けする「びわ湖の午後」シリーズ。61回目となる今回は、日本を代表するバス歌手の妻屋秀和が登場します。
ヨーロッパ各国の歌劇場で活躍し、日本の主要なオペラ公演で見かけない日はないほどの人気歌手。びわ湖ホールのプロデュースオペラにおいても『神々の黄昏』ハーゲンや『ローエングリン』ハインリヒ王、『パルジファル』ティトゥレルなどを圧倒的な存在感で好演し、日本のオペラシーンには欠かせない存在となっています。
今年3月には、第72回(令和3年度)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しています。
プログラムのテーマは「魔王と悪魔」
オペラのストーリーの鍵を握り、また魅力的なキャラクターである「魔王」や「悪魔」は、バス歌手にとって非常に重要なレパートリーです。今回はそんな「人知を超えた存在」に焦点をあてた、渾身のプログラムをご用意しました。
第 1 部では、約 500 曲の歌曲を遺し、ドイツ・リートの主要な形式である“バラード”を確立した作曲家カール・レーヴェの作品を取り上げます。中でも代表作「魔王」は、有名なシューベルトの「魔王」とほぼ同時期に同じ詩を用いて作曲されたことで知られており、劇的に変化する曲調が特徴的で、一度は聴いていただきたい名曲です。
第2部では、悪魔や、悪魔に呪われた者のオペラ・アリアを厳選してお届けします。ゲーテの「ファウスト」に登場する悪魔メフィストフェレスが歌うアリアや、悪魔の呪いで暗黒の海をさまよい続ける男が絶望の中で歌う「オランダ人のモノローグ」など、夏にふさわしい熱い歌・怖い歌を、深々とした美声と重厚な演技でお楽しみください。
出演&スタッフ
公演概要
日時
会場
詳細
イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門金賞をはじめ多くのコンクールに入賞し、ライプツィヒ歌劇場、ワイマール・ドイツ国民劇場のほか、ヨーロッパ各国の歌劇場、そしてびわ湖ホールのオペラにも数多く出演する妻屋秀和のコンサートを開催します。
なお本公演は立体音響Dolby Atmos®︎での配信のため、ライブ録音を行う予定です。
[曲目]
第1部 魔王の棲むところ
レーヴェ:バスのための歌曲集 op.145
1.きらめく海 2.敵 3.嵐の中で 4.ひめごと 5.騎兵の歌
海を渡るオーディン op.118
オールフ殿 op.2-2
エドワード op.1-1
魔王 op.1-3
詩人トム op.135
アルチバルド・ダグラス op.128
第2部 悪魔の潜むところ
ウェーバー:『魔弾の射手』より “語るな、黙れ、お前に誰も忠告させぬため”
ワーグナー:『さまよえるオランダ人』よりオランダ人のモノローグ“年季が明けた… また七年が過ぎてしまった”
グノー: 『ファウスト』より “金の子牛の歌” “眠った振りをせずに”
ボーイト: 『メフィストーフェレ』 より
“幸いあれ、天主様よ!”
“私は全てを否定する霊です”
“これが世界だ、空虚で丸い”
チケット情報
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お問い合わせ
077-523-7136
託児サービス
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:7月16日(土)までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。
注意事項
- 6歳未満のお子さまはご入場いただけません。
- お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
- チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
- 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。