公演・イベント
室内楽・器楽・声楽主催公演

【振替公演】ベートーヴェン生誕250年記念 レクチャーコンサート ベートーヴェンの究極のソナタ

出演&スタッフ

講師:横原千史(音楽評論家・音楽学者)
ピアノ:上田明美

公演概要

日時

2020年9月18日(金)  18:30開演(18:00開場/20:30終演予定)

会場

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 小ホール

詳細

西洋音楽史を語る上で欠かせないベートーヴェン(1770~1827)。2020年は生誕250年にあたります。交響曲、室内楽、歌劇など数多くの名作を残した彼の作品の中でも、生涯を通して作曲された32曲のピアノ・ソナタは、それぞれ個性的で偉大な作品群です。

 

今回はその中から2つのソナタを取り上げます。《熱–情》の愛称通り激しい運動性と情熱(パトス)に溢れたピアノ・ソナタ第23番、そして苦悩の末に到達した静謐な祈りの境地ともいえる最後のピアノ・ソナタ第32番。この中期と後期の最高傑作である「究極のソナタ」を通してベートーヴェン作品の秘密と魅力を解き明かします。

 

ベートーヴェン研究家・横原千史氏による解説と横原氏がベートーヴェン弾きとしてその才能を認める滋賀県出身のピアニスト 上田明美の演奏を交え、ベートーヴェン音楽の神髄に迫る2時間。

アニバーサリーイヤーの今年、ベートーヴェンのピアノ・ソナタをじっくり鑑賞してみませんか。

※本公演は4月5日の振替公演です。

4月5日(日)の公演チケットのお持ちの方はそのまま9月18日(金)の公演にご使用いただけます。

 

【曲目】

ベートーヴェン作曲

ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57《熱情》(1805)

ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111 (1822)

 

【プロフィール】

横原千史(音楽評論家・音楽学者)

静岡県浜松市生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。文部省留学生としてハイデルベルグ大学留学。大阪音楽大学、四天王寺国際仏教大学、帝塚山学院大学、京都市立芸術大学(大学院)、中国短期大学、兵庫県立大学、神戸市シルバーカレッジの講師を歴任。NHK文化センター、毎日文化センターの講師を務める。著書『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説』(アルテスパブリッシング)。同著韓国語版。共著書『鳴り響く思想 現代のベートーヴェン像』『ベートーヴェン事典』『ブルックナー・マーラー事典』(以上東京書籍)、『ピアノ学習者のための初めてのベートーヴェン』『ベートーヴェン・ルネサンス』『音と言葉』『モーツァルト名盤大全』『ベートーヴェン 不滅の音楽をめぐる演奏形の挑戦』(以上音楽之友社)、共訳書『ベートーヴェン大事典』(平凡社)など。『レコード芸術』『音楽の友』『音楽現代』『ムジカノーヴァ』『ショパン』『グランドオペラ』『神戸新聞』『関西音楽新聞』『ぶらあぼ』などに批評、エッセイを執筆。CD・プログラム解説多数。

文化庁芸術祭(企画委員)、大阪文化祭、室内楽振興財団、兵庫県芸術文化賞などの審査員。大阪アーツカウンシル・アーツマネージャー。関西ベートーヴェン協会顧問、音楽クリティッククラブ、音楽ペンクラブ、日本音楽学会、美学会、ワーグナー協会などの会員。FMOH!(旧FM大阪)「おしゃべり音楽マガジン くらこれ!」に定期的に出演。

 

上田明美(ピアノ)

滋賀県大津市出身。京都市立芸術大学音楽学部卒業後、ロータリー財団国際親善奨学生として渡独し、ドイツ国立マンハイム音楽大学大学院芸術家育成課程、ソリスト育成課程を最優秀にて修了。ヴァレンティノ市国際音楽コンクール(伊)第1位他、国内外のコンクールで入賞、第15回ABC新人オーディション合格。大阪・いずみホールでのリサイタルに対し、大阪文化祭賞奨励賞受賞。滋賀県内でも「迸るベートーヴェン」、「グリーグ ヴァイオリンソナタ全曲演奏会」などの活動が評価され、平成24年度滋賀県文化奨励賞受賞。同志社女子大学嘱託講師、La Prima音楽教室代表。

チケット情報

料金

一般:2,000円
青少年(25歳未満):1,000円
※全席指定・税込

発売日

友の会

2020年7月2日(木)10:00~

一般

2020年7月4日(土)10:00~

その他

お問い合わせ

びわ湖ホールチケットセンター
077-523-7136

注意事項

  • 6歳未満のお子さまはご入場いただけません。
  • お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
  • チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
  • やむを得ない事情によりプログラム等が変更になる場合があります。
  • 友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。