アーティスト
ベルチャ弦楽四重奏団
ベルチャ弦楽四重奏団 Belcea Quartet

コリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)
カン・スヨン(ヴァイオリン)
クシシュトフ・ホジェルスキー(ヴィオラ)
アントワーヌ・レデルラン(チェロ)

ベルチャ弦楽四重奏団の音楽は、情熱と精度、純粋で豊かな表現力によって特徴付けられている。ルーマニアのコリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)、ポーランドのクシシュトフ・ホジェルスキー(ヴィオラ)ら英国王立音楽大学に学ぶ4人のメンバーで結成。アルバンベルク四重奏団やアマデウス四重奏団に師事し、幾度かのメンバー交替を経て、現在は韓国系オーストラリア人のカン・スヨン(ヴァイオリン)、フランスのアントワーヌ・レデルラン(チェロ)を加えた4人で構成され、それぞれのもつ異なるバックグラウンドが一体となり、独自の音楽性を築いている。バルトーク、ベートーヴェン、ブラームス、ブリテンの全曲録音に加え、ベルク、デュティユー、モーツァルト、シェーンベルク、シューベルト、ショスタコーヴィチ、ヤナーチェク&リゲティ等の録音をリリースしている。2022年春、アルファ・クラシックスからタベア・ツィンマーマンとジャン=ギアン・ケラスとの共演で『ブラームス:弦楽六重奏曲第1番&第2番』をリリース。また、自身が創設した財団との共同委嘱で数多くの現代作品の初演も行っている。2017年~2020年ピエール・ブーレーズ・ザールのアーティスト・イン・レジデンスを務め、エベーヌ弦楽四重奏団と共にウィーン・コンツェルトハウスのレジデンス・アンサンブルとしても活動している。