中村扇雀なかむら・せんじゃく 三代目 成駒屋昭和35年12月19日生まれ。坂田藤十郎の次男。兄は中村翫雀。42年11月歌舞伎座『紅梅曾我』の箱王丸で中村浩太郎(ひろたろう)を名のり初舞台。平成7年1月大阪・中座『本朝廿四孝』の八重垣姫ほかで三代目中村扇雀を襲名。 中村橋之助なかむら・はしのすけ 三代目 成駒屋昭和40年8月31日生まれ。中村芝翫の次男。45年5月国立劇場『柳影沢(やなぎかげさわの)蛍火(ほたるび)』の吉松君で本名の中村幸二で初舞台。55年4月歌舞伎座『沓手鳥(ほととぎす)孤城(こじょうの)落月(らくげつ)』の裸武者石川銀八ほかで三代目中村橋之助を襲名。 中村亀鶴なかむら・きかく 二代目 八幡屋昭和47年6月18日生まれ。初代中村亀鶴(きかく)の長男。51年12月南座『時雨(しぐれ)の炬燵(こたつ)』の伜勘(せがれ)太郎で本名で初舞台。平成3年1月中村芳彦を名のり、13年11月歌舞伎座にて『戻駕(もどりかご)色相肩(いろにあいかた)』の禿(かむろ)で二代目中村亀鶴を襲名