アーティスト
ホモキ  アンドレアス
ホモキ アンドレアス

(楽器 : 演出 ) ドイツのマール生まれ。現在、ベルリン・コーミッシェ・オーパーの総支配人を務める。1987年から92年までケルン歌劇場でアシスタント・ディレクターを務める。ジュネーブ歌劇場92/93シーズン開幕の『影のない女』の演出で大成功を収める。同作品は翌年パリ・シャトレ座で再演され93/94シーズンの「フランス劇場批評家によるベストオペラ賞」を受賞した。 その後ハンブルク州立歌劇場「リゴレット」、デンマーク王立歌劇場「ドン・ジョヴァンニ」、バーゼル歌劇場「エレクトラ」、バイエルン州立歌劇場「アラベラ」など、ヨーロッパを中心に活躍。2002/03シーズンからベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席演出家としてハリー・クプファーの後を継ぎ、翌年には同劇場の総支配人に就任した。ホモキは同劇場で『3つのオレンジの恋』、『ばらの騎士』、『ラ・ボエーム』、『マハゴニー市の興亡』、『ハムレット』、『フィレンツェの悲劇』、『こびと』、『金鶏』、子どものためのオペラ『ロビンフッド』などを手掛けてきた。07年にはドイツ有力オペラ雑誌「オペルンヴェルト」が選ぶ「ベスト・オペラハウス・オブ・ザ・イヤー(最優秀オペラハウス)」に選出された。09/10シーズンには『椿姫』(ドレスデン歌劇場)、『ラ・ボエーム』(びわ湖ホール・神奈川県民ホール)等を演出する。日本では新国立劇場で、03年、05年、07年に『フィガロの結婚』、07年に『西部の娘』、08年にはびわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作『ばらの騎士』を演出し、その手腕が高く評価されている。12/13年シーズンからチューリヒ歌劇場総支配人に就任を予定している。