アーティスト
串田  和美
串田 和美

1942年生まれ。俳優、演出家、舞台芸術家。1966年、斎藤憐、吉田日出子らとともに劇団自由劇場を結成(後にオンシアター自由劇場と改名)。同時に地下小劇場アンダーグラウンド自由劇場設立。代表作である『上海バンスキング』(第14回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞)をはじめ、『クスコ』『もっと泣いてよフラッパー』など数々の作品を発表し、小劇場第一世代の旗手として演劇界のみならず多方面に影響を与える。1985年?96年まで渋谷のBunkamuraシアターコクーン初代芸術監督を務める。1996年オンシアター自由劇場解散。中村勘九郎(現・勘三郎)とともに始めたコクーン歌舞伎は斬新な演出で話題を呼び現在まで続いている。2003年4月、まつもと市民芸術館館長兼芸術監督に就任。コクーン歌舞伎『四谷怪談 北版』演出で第14回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。2008年4月紫綬褒章を受章。