アーティスト
佐藤  正浩
佐藤 正浩SATO Masahiro

(楽器 : ピアノ Piano) 東京芸術大学声楽科卒業。ジュリアード音楽院ピアノ伴奏科修士課程修了。サンフランシスコ・オペラの専属ピアニストを経て、1995年、指揮者ケント・ナガノの招きによりリヨン国立歌劇場(仏)の首席コレペティトールとなり、2つの世界初演を含む20作品を超えるプロダクションに参加、多くの指揮者、歌手から絶大な信頼を得る。 1998年のシーズンからはパリを本拠地に、ナガノ、ゲルギエフ、チョン・ミョンフン等のアシスタントとして、シャトレ座、ラヴェンナ音楽祭、ウイーン芸術週間等で活躍、同時に指揮者としての活動を開始する。 1999年、イギリス・ダーティントン音楽祭でオペラ『イドメネオ』を指揮しデビュー。翌年、新国立劇場にて『オルフェオとエウリディーチェ』を指揮し日本デビューを果たし、脚光を浴びる。以降、日生劇場『カルメン』、新国立劇場『トスカ』、藤原歌劇団『愛の妙薬』、東京オペラプロデュース『放蕩者のなりゆき』、いずみホール『ランスへの旅』等を指揮し、常に注目を集める。2008年より、和光市にてヴェルディ・プロジェクトを開始、第一作目の『ナブッコ』は三菱UFJ信託音楽賞を受賞、本年は『オテッロ』を上演し絶賛される。2009年は他に、東京室内歌劇場『人間の声』、『マノンの肖像』、沖縄てだこホール『ドン・ジョバンニ』、オーケストラ・アンサンブル金沢『メサイア』等が予定されている。また、自身のオーケストラOrchestre“Les Champs-Lyrics”を設立し幅広い活躍を続けている。