アーティスト
コンヴィチュニー  ペーター
コンヴィチュニー ペーターKonwitschny Peter

著名な指揮者フランツ・コンヴィチュニーを父として1945年ドイツに生まれる。ベルリンでオペラ演出を学び、1980年以降ドイツを中心とする著名劇場で数多くのオペラ演出を手がけ、現代屈指のオペラ演出家として活躍中。数々の作品の中でもグラーツの《アイーダ》、《ファルスタッフ》、ハンブルクの《ローエングリン》、シュトゥットガルトの《神々のたそがれ》、ハノーファーの《慈愛に満ちた大きな太陽の下で》等は、コンヴィチュニー演出の最高傑作として高い評価を得ている。これまでDDR(旧東ドイツ)芸術賞、ベルリン芸術アカデミーのコンラー卜・ヴォルフ賞、ドイツ連邦功労十字賞などを受賞。また、国際的に権威のあるオペラ専門誌『オーパンヴェルト』の「年間最優秀演出家」に過去5回選出されている。日本では、2006年に《魔笛》(シュトゥットガルト歌劇場)、《皇帝ティトの慈悲》(ハンブルク州立歌劇場・東京二期会)が立て続けに上演され、大きな話題となり、2007年には《タンホイザー》(ドレスデン歌劇場)、2008年《アイーダ》、二期会《エフゲニー・オネーギン》の上演は記憶に新しい。2008/2009シーズンより、ライプツィヒ歌劇場の首席演出家をつとめている。