アーティスト
渡辺 治子WATANABE Haruko
楽器:piano
東京藝術大学別科修了後、チェコ共和国政府給費奨学生としてプラハに留学、プラハ芸術アカデミーにおいて室内楽の巨匠として名高いヤン・パネンカ氏のもとで研鑽を積む。室内楽をヨゼフ・スーク、L.コステツキ—、M.カンパの各氏から学ぶ。帰国後各地でソロリサイタルを行いソリストとして活動するかたわら、シュトゥットガルト室内合奏団、ベルリン室内合奏団、チェコフィル六重奏団などとの室内楽の共演も多い。チェコの音楽家たちをはじめ様々なソリストと共演、パネンカの音を受け継ぐアンサンブルピアニストとして共演者たちから信頼を得ている。’02年ドヴォルザーク国際音楽祭に日本人ソリストとして初めて招待を受け好演、’03 ’04年と続けて出演している。’07年プラハ・スークホールにてチェコフィル主催の室内楽演奏会に出演し、好評を博す。シューベルト/ドヴォルザーク五重奏曲のCDがリリースされ、チェコフィル室内楽シリーズの1枚に選ばれている。びわ湖ホールでは、オペラ公演のコレペティートルやチェンバロ奏者、ラ・フォル・ジュルネびわ湖プレイベント公演への出演など多岐のプロダクションに関わっている。