1976年ロンバルディア州クレーマ生まれ。強烈なカリスマ性に破天荒なキャラクター、並はずれた音楽的素養と洗練を兼ね備えた指揮者。2005年弦楽アンサンブル、イ・ポメリッジ・ムジカーリの指揮でデビュー。2009年ナポリ? サン・カルロ劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団、イタリア・フィルハーモニー管弦楽団等と共演し、聴衆、批評家から絶賛を博す。2010年にはミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団の副指揮者に就任。2011年には、マーラー『交響曲第五番』を正指揮者として同楽団にデビュー、大成功を収める。同年、イタリア統一150周年記念コンサートにジョルジョ・ナポリターノ イタリア大統領参列のもと指揮し、TV中継された。また、フォリーニョのサン・ドメニコ音楽堂では、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団および合唱団によるヴェルディ『レクイエム』を指揮、聴衆から熱狂的なスタンディング・オベーションを受け、批評家からも絶賛された。さらに、MITO2011フェスティバルでは、リストの『荘厳ミサ曲』をミラノ サン・マルコ教会で指揮した。 2012年よりミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団のアソシエイト・コンダクターに就任。オペラのレパートリーでは、これまで『仮面舞踏会』、『アイーダ』、『トスカ』、『アンドレア・シェニア』、『カルメン』等をはじめ豊富なレパートリーを持つ。今回のびわ湖ホールでのジルヴェスター・コンサートが、初来日公演となる。