アーティスト
ジャン=ギアン・ケラス
ジャン=ギアン・ケラス
楽器:チェロ

1967年モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。ロストロポーヴィチ国際及びミュンヘン国際コンクールで受賞。 レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのシャンゼリゼ劇場、ロンドンのウィグモアホール、ニューヨークのカーネギーホール等、欧米の権威あるコンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、ホリガー、ブリュッヘン、ヘルビッヒ、アルブレヒト、フィッシャー、グラーフ、ヘレヴェッヘ、ヤノフスキ、ガードナー、スラトキン、ナッセン、ノリントン等の指揮のもと、パリ管、フランス国立管、チューリッヒ・トーンハレ、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ザールランド放送響、BBC響、プラハ・フィル、N響、読響、東響を始めとするオーケストラと共演を行っている。優れた室内楽奏者としても知られ、2002年にはA.ヴァイトハース(ヴァイオリン)、D.セペック(ヴァイオリン)、T.ツィンマーマン(ヴィオラ)とアルカント・カルテットを結成、これまでに4枚のCDをリリースし、2枚が音楽の友社レコードアカデミー賞大賞銅賞に輝いている。初来日は1995年。2000年以降は毎年様々な企画で来日公演を行い、日本のファンを増やしている。これまでに、ハイドン「チェロ協奏曲」、ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」、シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」、ドビュッシー&プーランク作品集、ヴィヴァルディ「チェロ協奏曲集」等のCDをリリース(キングインターナショナル)、数々の賞を受賞している。演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。2002年グレン・グールド国際プロテジェ賞受賞。ドイツ・フライブルク音楽大学教授。