アーティスト
後藤  正孝
後藤 正孝

1985年愛知県生まれ。2011年4月オランダ・ユトレヒトで開催された第9回フランツ・リスト国際ピアノコンクールにおいて審査員満場一致で第1位、併せて聴衆賞を受賞する。審査員長ルーカス・ヴィス氏は「音楽の伝統を守った若きサムライ」と絶賛し、一躍注目を集めた。優勝後、コンセルトヘボウにおいてヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団と共演したのを皮切りに、国内外20カ国以上に招かれコンサートツアーを行う。優勝賞金を東日本大震災の復興基金に全額寄付し、釜石市、陸前高田市でコンサートを開催した。これまでに、ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、東京音楽コンクール第2位、エンニオ・ポリーノ国際ピアノコンクール(イタリア)第1位など、数々のコンクールで上位入賞し、国内外においてリサイタルを行う。また小林研一郎、高関健、梅田俊明指揮/日本フィルハーモニー交響楽団、内藤彰指揮/東京ニューシティ管弦楽団、ポーランド国立クラコフ・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランドシレジアフィルハーモニー管弦楽団、ラトヴィア交響楽団など国内外のオーケストラとの共演も多い。室内楽も積極的に行い、活動は多岐にわたる。オーヴェル・シュル・オワーズ、ドュシニキ、ヴィルニュス、フランダース音楽祭に出演など、日本各地はもとより、アメリカ、イタリア、イギリス、フランス、ベルギー、ドイツ、オランダ、ロシア、ポーランド、ラトヴィア、リトアニア、エストニア、オーストラリア、中国などで演奏し、各地で活躍している。川崎市アゼリア輝賞、愛知県芸術文化選奨新人賞受賞。これまでの音楽活動に対して2011年には安城市民栄誉賞、川崎市音楽特別賞を受賞した。昭和音楽大学卒業、同大学院修了。同大学附属ピアノアートアカデミーに在籍。これまでに浜松国際ピアノアカデミー、ポーランド国際ピアノセミナー、いしかわミュージックアカデミー、エッパン国際ピアノアカデミー、ヤマハマスタークラス、ラ・フォル・ジュルネびわ湖2010のマスタークラスなどを受講。江口文子氏に師事。