アーティスト
杉江  洋子
杉江 洋子SUGIE Yoko

(楽器 : ヴァイオリン Violin) 京都に生まれる。母に手ほどきを受けヴァイオリンを始める。子どものためのバイオリンコンクール金賞受賞。全日本学生コンクール高校の部西日本大会第1位。第1回宝塚ベガコンクール入選。 2004年かやぶき音楽堂デュオコンクール審査員特別賞受賞。京都市立堀川高校音楽科(現:京都市立音楽高校)を経て、1993年東京芸術大学音楽学部卒業、神戸室内合奏団入団。 1994年東京芸術大学大学院修士課程音楽研究科入学。 1996年神戸室内合奏団退団。 1997年東京芸術大学大学院修士課程音楽研究科修了。 1997年よりスペイン・マドリッドに在住、2000年帰国。 2003年4月?2005年3月、同志社女子大非常勤講師。 2001年よりセンチュリー交響楽団第二ヴァイオリン次席奏者、2010年5月より京都市交響楽団第二ヴァイオリン副首席奏者。京都フランスアカデミーにて故ジェラール・ジャリ氏、室内楽をクリスチャン・イヴァルディ氏に、スペイン(サンタンデール)レイナ・ソフィア夏期セミナーではホセ・ルイス・ガルシア氏のマスタークラスを受講など、ザハール・ブロン、ジョージ・パウク、トーマス・クリスティアン、ズビ・ザイトリンの各氏の指導を受けている。学生時代より芸大室内楽定期・卒業演奏会などに出演し、モーニングコンサートではソリストとして芸大フィルと共演。テレマン室内管弦楽団との共演をはじめ、アマチュアオーケストラとの協奏曲の演奏も多数。大学院在学中には音楽評論家故長谷川武久氏によるレクチャーコンサートにて演奏をつとめ、全国各地で演奏を行った。2006年に娘が1歳になったのをきっかけに、チェロ奏者末永真理氏と弦楽ユニット“こむし☆こむさ”として、京都・大阪の保育園や幼稚園、病児保育室などで親子で楽しめるコンサートを行っている。“こむし☆こむさ”は2008年アフィニス財団「夏の音楽祭」(長野県飯田市)あいうえ親子コンサートに出演。2009年より毎年、尼崎アルカイックホールで公演を行っている。公演チケットは売り出し直後に完売するなど、大変な人気となっている。 08年には鈴木かずこ氏とともにデュオリサイタル、09年にはソリストとして伊丹シティフィルと共演するなど、積極的に演奏活動を行っている。これまでに尾島綾子、橋本寿子、浦川宜也の各氏に師事。室内楽を岡山潔、林俊昭、故田中千香士の各氏に師事。 4月30日、京都祝祭管弦楽団第七回定期演奏会でソリストとしてブラームス・バイオリン協奏曲を演奏する。