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(楽器 : 「雨の五郎」 「義経千本桜」 ) 片岡 仁左衛門(かたおか にざえもん) 十五代目 松嶋屋昭和19年3月14日生まれ。十三代目片岡仁左衛門の三男。24年9月中座『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』の市松で片岡孝夫の名で初舞台。平成10年1・2月歌舞伎座『吉田屋』の伊左衛門、『助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)』の助六ほかで十五代目片岡仁左衛門を襲名。 片岡 秀太郎(かたおか ひでたろう) 二代目 松嶋屋昭和16年9月13日生まれ。十三代目片岡仁左衛門の次男。21年10月南座『吉田屋』の禿(かむろ)で片岡彦人の名で初舞台。31年3月大阪歌舞伎座『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名。 坂東 彌十郎(ばんどう やじゅうろう) 初代 大和屋昭和31年5月10日生まれ。往年の銀幕の大スターだった初代坂東好太郎の三男。48年5月歌舞伎座『奴道成寺』の所化観念坊で坂東彌十郎を名のり初舞台。 片岡 孝太郎(かたおか たかたろう) 初代 松嶋屋昭和43年1月23日生まれ。十五代目片岡仁左衛門の長男。48年7月歌舞伎座『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』の市松で片岡孝太郎を名のり初舞台。以来38年間孝太郎の名で通している。 片岡 愛之助(かたおか あいのすけ) 六代目 松嶋屋昭和47年3月4日生まれ。56年12月十三代目片岡仁左衛門の部屋子となり、南座『勧進帳』の太刀持で片岡千代丸を名のり初舞台。平成4年1月片岡秀太郎の養子となり、大阪・中座『勧進帳』の駿河次郎ほかで六代目片岡愛之助を襲名。 坂東 薪車(ばんどう しんしゃ) 四代目 音羽屋昭和47年4月4日生まれ。平成10年9月大阪松竹座『ヤマトタケル』の舎人、熊襲(くまそ)の兵士で坂東竹志郎を名のり初舞台。坂東竹三郎の芸養子となり、17年4月大阪松竹座『菅原伝授手習鑑』車引の杉王丸で四代目坂東薪車を襲名。 市川 高麗蔵(いちかわ こまぞう) 十一代目 高麗屋昭和32年10月14日生まれ。日本舞踊の二代目花柳泰輔の長男。37年6月東京宝塚劇場『義経千本桜』の安徳帝で初舞台。46年6月八代目松本幸四郎の部屋子となり、12月市川(いちかわ)百々丸(ももまる)を名のる。56年10・11月歌舞伎座『寿曽我対面』の喜瀬川亀鶴ほかで二代目市川新車を襲名。平成6年4月歌舞伎座『双蝶々(ふたつちょうちょう)曲輪日記(くるわにっき)』角力場の山崎屋与五郎で十一代目市川高麗蔵を襲名。 坂東 竹三郎(ばんどう たけさぶろう) 五代目 音羽屋昭和7年8月4日生まれ。24年5月尾上菊次郎の弟子となり、大阪・中座『盛綱陣屋』の腰元で尾上笹太郎を名のり初舞台。34年三代目坂東薪車(しんしゃ)と改名。42年3月菊次郎の名前養子となり、朝日座『吉野川』の久我之助ほかで五代目坂東竹三郎を襲名。53年上方舞の東山村流の二世家元となり山村太鶴を名のる。