アーティスト
石野  繁生
石野 繁生ISHINO Shigeo

1997年よりスイスのバーゼル市立劇場と専属契約を結び、同年Maurizio Kagelの歌劇『Aus Deutschland』でオランダフェスティバル、ウィーン芸術週間等での公演に参加、「ライアー回し」の役で注目を集めた。2001年よりドイツに移住、ハノーファー州立歌劇場を経て06年からはシュトゥットガルト州立歌劇場と契約を結び現在に至る。ドン・ジョヴァンニのタイトルロールや、アルマヴィーヴァ伯爵、パパゲーノ、グリエルモといったモーツァルトのレパートリーを中心に歌っている。バッハ、ブラームス等の宗教曲のソリストとしても、スイス、ドイツ各地の演奏会に出演中。日本でも03年のN響「第九」以降、新日本フィルハーモニーとしばしば共演、ボーダーとの「ドイツ・レクイエム」、アルミンクとの「戦争レクイエム」「ローエングリン」、小澤征爾との「エリア」等を歌う。