アーティスト
谷村  由美子
谷村 由美子TANIMURA Yumiko

(楽器 : ソプラノ Soprano) 京都市生まれ。京都市立芸術大学、同大学院首席修了。 2年間びわ湖ホール声楽アンサンブル専属メンバーとして活躍後,2001年より奨学金を得てパリ国立高等音楽院(CNSMDP)大学院課程に留学。その後パリ国立地方音楽院(CNR)では古楽演奏のディプロムも取得する。 バロックから現代まで幅広いレパートリーをもち、フランスはもとよりヨーロッパ各地、日本においてリサイタル、宗教曲のソリストとして活躍し、著名な音楽家とも数多く共演する。特にM.コルボ指揮・ローザンヌ声楽アンサンブルとは、2004年のマタイ受難曲日本ツアーを皮切りに、指揮者の信頼を得て各地の主要なフェスティヴァル、フォルジュルネ音楽祭などでも度々共演している。2008年には佐渡裕指揮、ラムルー管弦楽団の定期演奏会にソリストとして抜擢され、パリ、シャンゼリゼ劇場でのデビューを果たす。2010年2月には沼尻竜典指揮・大阪センチュリーオーケストラ創立20周年記念演奏会のオネゲル「火刑台上のジャンヌダルク」にも聖処女・天の声で出演した。また、現代を代表する作曲家G.クルタークやH.デュティユーとも親交があり、フランス、ドイツにおいて記念演奏会に出演した。 “ピエール・ベルナック声楽コンクール”、 “リリー&ナディア・ブーランジェ国際コンクール”、 “リヨン国際室内楽コンクール”のそれぞれに優勝、“エリザベト国際コンクール”セミファイナリスト、“日本音楽コンクール”入選など数多くのコンクールで優秀な成績を収め、各方面より高い評価を得る。 京都青山音楽賞、京都市芸術新人賞受賞。京都市立芸術大学専任講師を経て、現在は日本とヨーロッパを中心に音楽活動を展開している。