公開直前インタビュー 牧嶋 慧大

第1回びわ湖ホールピアノコンクールでの第1位おめでとうございます。受賞して、何か変化したことはありますか?
受賞はとても嬉しくて、音で気持ちが届いたようで、ピアノがもっと好きになりました。僕はピアノを弾くのが大好きですが、知らないことやわからないことがたくさんあるので、これからしっかり勉強していこうという気持ちになりました。
ピアノへのまっすぐな気持ちがとても伝わります。日々、練習を積み重ねる中で「難しいな」「うまくいかないな」と感じるときはどうやって解決していますか?
まず深呼吸をします。その後、ゆっくり練習したり、曲全体を見て一回頭の中を整理したりします。先生に教わった身体や手や指の使い方が間違えていないかも確認をします。
つまずいたところが出来るようになると嬉しくて、ホッとします。
びわ湖ホールでは、2026年3月の「子どものための管弦楽教室 オーケストラって楽しい!」にもご出演いただきました。オーケストラとの初共演はいかがでしたか?
最初はたくさんいるオーケストラの方々と演奏することに緊張していましたが、皆さんが温かく迎えてくださり、本番では緊張よりも楽しさの方が大きくて、全身でいろいろな楽器とピアノとのハーモニーを楽しむことが出来ました。僕はよく演奏会に足を運びますが、今まで聴きに行くだけだったオーケストラの中で一員となって一緒に演奏できる機会をいただき、楽しかったです!

子どものための管弦楽教室 オーケストラって楽しい!(2026年3月22日)
今回のコンサートではバッハのコンチェルト第1番を演奏されますね。
大好きなバッハを、オーケストラの方々と一緒に演奏できるということが、とても嬉しいです。また、審査員の阪先生と共演させていただけることも、お話をいただいた時からずっと楽しみにしています。このような貴重な機会をいただき本当に感謝しています。
この曲の聴きどころを教えてください。
第1楽章は力強く、第2楽章は美しく、第3楽章はエネルギッシュで、楽章ごとの変化にとてもわくわくします。特に2楽章の旋律がとても綺麗で、弾くのが難しいですが、オーケストラの方々としっかりハーモニーを奏でられるように、頑張って練習していきたいです。曲全体ではd-moll(ニ短調)の深さや和音の移り変わりを意識して演奏できるように、本番までの時間も大切に過ごしたいと思います。
今後、びわ湖ホールピアノコンクールに挑戦する人へのメッセージをお願いします。
本選で、大きなホールで演奏することができることが、魅力の一つだと思います。また、審査員の先生方に口頭で講評をいただける時間があり、緊張しましたがとても楽しくて、いいコンクールだなと思いました。是非みなさんに挑戦してもらいたいです。

Profile
2014年生まれ。2019年度ピティナ・ピアノコンペティションA2級本選第2位。静岡県学生音楽コンクール小学生低学年の部第1位、小学生高学年の部第2位。第1回びわ湖ホールピアノコンクールA部門(小学生以下)第1位。第41回JPTAピアノオーディション全国大会優秀賞。第41回かながわ音楽コンクール小学校中学年の部最優秀賞並びにヤマハ賞、中田喜直賞。ピアノを津田有紀氏、ソルフェージュを西島淑恵氏に師事。