びわ湖ホール声楽アンサンブル「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」開・閉会式の衣裳完成!
びわ湖ホール声楽アンサンブル16名は、滋賀県で44年ぶりに開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の開・閉会式に式典音楽隊として出演します。
この記念すべき式典に着用する衣裳は、成安造形大学コスチュームデザインコースの4年生がびわ湖ホールと連携して製作したものです。


当日の様子は、国スポチャンネル[45] 9/28 式典 総合開会式 – 国スポチャンネルでご覧いただけます。
「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ 開・閉会式(全4回)」
日 程 平成7年 9月28日(日) 国スポ総合開会式(指揮:阪 哲朗)
平成7年10月 8日(水) 国スポ総合閉会式
平成7年10月25日(土) 障スポ開会式(指揮:阪 哲朗)
平成7年10月27日(月) 障スポ閉会式
会 場 平和堂HATOスタジアム(彦根総合スポーツ公園陸上競技場)
<コンセプト>
薄手の近江麻を使用して、古代宮廷衣装をイメージしたフォルムをデザインしました。
かつては宮中に献上もされていた近江上布を使用して、学生デザイナーたちが裁断・縫製を行った打掛風のマントドレスに、麻用の染料を用いて浸染技法により、びわ湖のパノラマと山間の風景を描きました。16人全員が並ぶことで、ステージ上に屏風が並ぶように美しい色彩が広がるように染め上げました。炎天下での出演を想定して、麦わら帽子を加工することで調和を図りました。昔の大津の宮に声楽隊がいたらどんな衣装を着ていただろうかと、想像を膨らませて制作しました。
作成:成安造形大学コスチュームデザインコース4年生
