沼尻竜典びわ湖ホール芸術監督の任期延長と阪哲朗びわ湖ホール芸術参与の就任について

 びわ湖ホールでは、自主事業全般について芸術面から指導・助言を行う職として芸術監督を置き、平成19年(2007年)4月1日より第2代芸術監督として沼尻竜典が就任しております。
 沼尻竜典の任期は令和4年(2022年)3月31日をもって満了いたしますが、この度、任期を1年延長し、令和4年(2022年)4月1日から令和5年(2023年)3月31日についても、引き続き芸術監督を務めることとなりました。芸術監督16年目となる最終年の2023年3月に上演するプロデュースオペラは、ワーグナー作曲『ニュルンベルクのマイスタージンガー』とし、これをもって習作期を除く、ワーグナーの全10作品を上演することとなります。
 また、次期芸術監督予定者として、令和3年(2021年)4月1日から指揮者の阪哲朗が芸術参与に就任することになりましたので、併せてお知らせします。


◆芸術参与 阪哲朗 コメント

 これまで、若杉、沼尻両芸術監督が手塩にかけて育んでこられたびわ湖ホールに芸術参与として参画させていただけるのは、身に余る光栄です。
 2017年まで約25年間、拠点であったスイスやドイツの劇場をはじめ、ゲストとしても各国の劇場を訪れ、指揮をしてきました。その経験を今、自分の住む滋賀県の愛すべき劇場「びわ湖ホール」に、少しでも役立てることができるならとても嬉しく思いますし、楽しみでもあります。劇場の音楽監督には、歌手、合唱、バレエ、オーケストラ、劇場スタッフその他大勢、時には数百名もの大所帯をまとめ上げ、様々な交渉を行うなど、音楽だけではない総合的な力が要求されます。そのような劇場でのほぼ全ての音楽ポジションをドイツでいわば叩き上げとしてこなしてきました。
 当然、これまでの音楽環境や仕事場の環境は日本とは異なるため、そこから生じる考え方の相違もあることでしょう。しかし、びわ湖ホールのためという視点で、これまでの経験を最大限に生かすことができれば、新しい風を吹き込むことができると信じています。尽力を惜しむことなく、活気のある魅力的な公演を上演し続けていきたいと考えています。目指すのは、世代を超えて皆様に愛される劇場、皆様が誇りに思ってくださる劇場です。


◆阪哲朗 プロフィール

阪哲朗.jpg

京都市出身。欧米での客演も数多く、おもにドイツ、オーストリアなどで約40に及ぶオーケストラ、歌劇場に招かれ成功を収めている。日本においては、主要オーケストラ、新国立劇場、二期会などのオペラ団体を指揮している。これまでに、アイゼナハ歌劇場音楽総監督(ドイツ・チューリンゲン州)、山形交響楽団首席客演指揮者、レーゲンスブルク歌劇場音楽総監督(ドイツ・バイエルン州)を歴任。現在、山形交響楽団常任指揮者。
山形大学での公開講座や東京芸術大学より特別招聘教授として招かれるなど、後進の指導にも力を注いでいる。第44回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。滋賀県在住。


<びわ湖ホールでの出演>
2004年12月25日 びわ湖ホール声楽アンサンブル第25回定期公演
         オペラ「アマールと夜の訪問者」(演奏会形式)
2019年2月10日  びわ湖ホール名曲コンサート 華麗なるオーケストラの世界vol.1
2020年2月2日  びわ湖ホール名曲コンサート 華麗なるオーケストラの世界vol.2
2020年12月31日 びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2020-2021
2021年1月28日~31日 びわ湖ホール オペラへの招待 モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」
2021年12月31日 びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2021(予定)