「オペラ夏の祭典2019-20 Japan⇔Tokyo⇔World」は、東京文化会館と新国立劇場が、東京2020年に向けてびわ湖ホール、札幌文化芸術劇場をはじめとする日本を代表する各地の劇場と連携して2年に渡り展開する国際的なオペラプロジェクトです。
びわ湖ホールでは、アジア（中国）が舞台となる『トゥーランドット』（プッチーニ作曲）を上演します。スペインの演出家集団で、バルセロナオリンピック開会式の演出を手がけたアレックス・オリエ（ラ・フーラ・デルス・バウスの芸術監督）が演出を担当。指揮は本プロジェクトを発案した大野和士。大野自身が音楽監督を務めるバルセロナ交響楽団（実に24年ぶりの来日）がオーケストラピットに入ります。ソリストには世界の歌劇場で活躍する第一級の歌手を配役。まさに国際的なオペラプロジェクトの開催となります。
びわ湖ホール声楽アンサンブルは新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部とともに、東京文化会館、新国立劇場、びわ湖ホール、札幌文化芸術劇場で行われる11公演全てに出演します。

※プロジェクト2年目の2020年は、東京オリンピック・パラリンピック開催年に相応しい祝祭感を持つ大作「ニュルンベルクのマイスタージンガー」（ワーグナー作曲）が東京と兵庫で上演される予定です。
※びわ湖ホールは2019年の「トゥーランドット」公演のみ参画しています。