ミヒャエル・ハンペMichael HAMPE

ミヒャエル・ハンペ

1935 年ハイデルベルク生まれ。チェロと演劇学を専攻後、65 年よりチューリッヒ劇場の副監督、バイエルン国立劇場の監督とバイエルン国立劇場の演出家、マンハイム国立劇場の総監督を経てケルン市立歌劇場の総監督、ドレスデン音楽祭総監督を歴任。演劇の演出やテレビドラマに俳優として出演するなど幅広い活動の後、オペラ演出家としての頭角を現わし、ミラノ・スカラ座、コヴェント・ガーデン、パリ・オペラ座、サンフランシスコ、ミュンヘン等世界の一流オペラハウスで演出。また有名な国際フェスティバル(ザルツブルク、エディンバラ、フィレンツェ、ペーザロ)でも活動している。故ヘルベルト・フォン・カラヤンと長年に渡って共同作業を行ってきたハンペの演出は、“オペラに於ける音楽と舞台とは切っても切り離されないもの”と考え、正攻法で細部にいたるまで緻密に計算されたものである。教育活動にも熱心で、舞台のあらゆる分野に関して後進の養成を推進するための活動も継続している。ケルン音楽大学教授として、国内および海外の数々の大学やアカデミーでも教鞭を執っている。また、ドイツ舞台技術協会の副会長を務めたこともあり、パリ・オペラ座(バスティーユ)や東京の新国立劇場等の新建築、また古い劇場の改修や改築の際には各地からその助言が求められる立場にある。その豊富な知識と経験をもとに、これまで劇場における芸術上、学問上、また経営上の基本的な問題点に関してさまざまな形で発表してきており、それらは「ケルンのオペラ1975-1995」や「劇場のすべて-講演と論文」といった書籍にもなっている。(両方ともケルンWienand 出版)2015 年、最新刊「オペラの学校」が出版された。(水曜社)