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開催日
2020.1.25(土)
時間
14:00開演 13:30開場 15:15終了予定
会場
中ホール

山海塾 『ARC 薄明・薄暮』

 コンテンポラリーダンスの最高峰であるパリ市立劇場を本拠地とし、世界的な活動を続ける舞踏カンパニー山海塾。びわ湖ホールでは開館以来定期的に公演を実施しており、2年ぶりの上演となります。

 

 今回は、2019年3月に北九州芸術劇場で初演した「ARC 薄明・薄暮(アーク はくめい・はくぼ)」を、海外公演を経て関西初上演!国内外で好評を博した前作から4年ぶりの新作をお見逃しなく。

   

6c0fc2763041c956e2a998e5cec0d9dc.jpgARC 薄明・薄暮

  

演出・振付・デザイン:天児牛大

舞台美術:中西夏之「着陸と着水」より

音楽:加古隆 YAS-KAZ 吉川洋一郎

舞踏手:丸 竹内晶 市原昭仁 松岡大 石井則仁 百木俊介 岩本大紀 髙瀬誠

共同プロデュース:パリ市立劇場 北九州芸術劇場 山海塾

初演:2019年3月 北九州芸術劇場

    

・終演後、丸(舞踏手)、吉川洋一郎(作曲家)によるポストパフォーマンス・トークを開催します。

聞き手:坪池栄子(雑誌「地域創造」&Performing Arts Network Japan 編集プロデューサー)

  

◆天児牛大より、作品のコンセプトや創作の経緯についてのメッセージ

 

 作品「ARC」は2016年に亡くなられた画家、中西夏之さんへのオマージュでもあります。中西さんは画家の立場から、舞踏家との関わり、特に土方巽さんの舞台成立過程にも多く並走されました。油絵、ドローイング、インスタレーションなどを、1972年より中西さんと接することにより、私の実体験以前の動向を知り得たことは、私の活動の勇気づけとなりました。

  

 1998年にフランス・リヨン国立オペラ座で世界初演されたペーテル・エトヴェシュ作曲「三人姉妹」(原作アントン・チエホフ)の舞台美術を中西さんにお願いしていました。発表の3年前です。作曲家エトヴェシュさんの基本構想は、二つのオーケストラ(オーケストラピットのソロパート、舞台奥の50人編成のオーケストラ)、二人の指揮者、カウンターテナーによる女性を演じる等。未だ台本の提出はありませんでしたが、そこから始まりました。中西さんの「着陸と着水」シリーズから提出してくださったのが、中心は一つだが15度ずらしたもう一つの舞台。三つの揺れ動く竿秤、地球の中心を指し示し照らし合う正三角儀の鏡。つまり、ダブルの舞台、三つの揺れ動き、ダブルの合わせ鏡でした。作曲家エトヴェシュさんの構想の基本を説明的ではなく本質を普遍性として成立させた美術でした。

  

 あの時から機会があれば山海塾の公演でこのコンセプトをと思っていました。今回基本舞台はリヨンオペラの原型を踏襲していますが、了解を得て舞台奥に設定したのは二つの金属によるアーク(孤)です。作品の進行に伴い舞台奥の左右から近づき交差し、一つの円となります。サブタイトルの「薄明・薄暮」は繰り返される時のことでもあります。  

   

◆公演評 

  

・世界の劇場が山海塾の公演を待ち望んでいる。荘厳で静謐なこの舞踊は、初めて山海塾を見る人々をもとりこにするに違いない。舞台を覆う砂のマチエール、陶酔へといざなう音楽、魅惑的な身体表現、ARCは見るものを魅了せずにはおかない刺激で満ち溢れている。(フィリップ・ノワゼット/レゼコー紙) 

   
・パリで山海塾の新作上演―魂にふれる美の豊饒...山海塾の創設者である天児牛大は、カオスの様相を深めるこの世界に、ゆるがない価値、真のランドマーク、そして変わり続ける経済や芸術の価値に抗う、静謐な精神の拠り所を創り出した。(舞踊評論家トマ・ハーン)

 

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©Sankai Juku

  

◆プロフィール

  

天児 牛大(あまがつ うしお)

1949年横須賀市生まれ。1975年に山海塾を創設。『アマガツ頌』(1977)、『金柑少年』(1978)、『処理場』(1979)を発表後、80年に初めてのワールドツアーを行う。82年以降、パリ市立劇場を創作の拠点とし、新作を発表し続けている。同劇場との共同プロデュースにより創作された作品は現在までに15作品を数える。2011年、紫綬褒章受章。2014年、フランス政府により芸術文化勲章(コマンドール章)受章。

  

山海塾(さんかいじゅく)

1975年に主宰・天児牛大によって創設された舞踏カンパニー。1980年より海外公演を開始し、1982年からは、世界のコンテンポラリーダンスの最高峰であるパリ市立劇場を創作活動の本拠地として、同劇場との共同プロデュースにより、およそ2年に1度のペースで新作を発表し続けている。天児は一貫して舞踏を「重力との対話」として捉え、「誕生」「死」といった普遍的な人間の内的本質に迫る。身体言語に基づく独自のアートフォーム(表現形態)を創りあげたこと、その作品の普遍性、その表現の芸術的強度によって、世界各国できわめて高い評価を得てきた。

*山海塾ウェブページはこちら

公演名 山海塾 『ARC 薄明・薄暮』
開催日 2020年1月25日(土)
時間 14:00開演 13:30開場 15:15終了予定
会場 中ホール
料金(税込) 一般:4,500(4,000)円 青少年(25歳未満):3,000円 ※( )内は友の会会員料金
発売日 友の会: 2019年10月25日(金)10:00~(ネット・チケットおよび電話受付のみ)
一 般: 2019年10月27日(日)10:00~ 20191027100000
託児サービス 対象:1歳以上、6歳未満
利用料金:お子様ひとりにつき1,000円
開設時間:開演30分前から公演終了後30分まで
申込方法:公演日の1週間前までにびわ湖ホールチケットセンターまでお申し込みください。
お問い合わせ びわ湖ホールチケットセンター
077-523-7136(10:00~19:00/火曜日休館、休日の場合は翌日)
12月29日、30日、1月1日~1月3日は休館。
ただし、チケットセンターは12月30日電話受付のみ、12月31日12:00~23:00電話受付・窓口ともに営業。
注意事項 ※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
※6歳未満のお子さまはご入場いただけません。
※お申し込みいただいたチケットのキャンセル・変更はできません。
※チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。
※友の会優先販売期間中の窓口販売はありません。
※開演後は客席内が大変暗くなり、ご入場のタイミングが難しいため、開演時間に遅れないよう余裕をもってお越しください。